コンビニで寒い季節になると、気軽に楽しめるおでんが目を引きますね。
季節外れでは見かけないこのおでん、実はある時期から急に店頭に並び始めます。
今回は、そんなコンビニのおでんの販売開始から終了までの時期、そしてどの店舗で販売されているか、また各店舗ごとのおでんの特徴についてもご紹介します。
コンビニおでんが購入できる期間は?
おでんが恋しくなる季節、その販売時期を確認しましょう。
お盆明けから4月中旬までの販売が一般的
多くのコンビニでは、お盆を過ぎた8月下旬から9月初旬にかけておでんの販売を開始し、翌年の4月中旬に終了します。
ただし、店舗によっては年間を通しておでんを提供している場所もあります。特に南部の地域では、春めいてくると早めに販売を終える傾向にあります。
販売開始のタイミング
秋の訪れと共に、お店の装いも秋らしく変わります。
これにより、お盆が過ぎると自然と「おでんシーズン到来」と感じさせるため、この時期に販売が始まるわけです。
肌寒くなると、「おでんを買おう」という気持ちにさせるのが、この販売戦略の狙いです。
セブンイレブンのおでんの特徴
セブンイレブンでは1979年からおでんを販売しており、それ以降、人気が広がりました。
現在も「味しみシリーズ」として好評を博しています。
リーズナブルな価格設定
一品あたり約120円から130円と、手軽に楽しめる価格帯です。地域によっては、少し高めの特別なメニューもあります。
冷蔵での取り扱いも
また、セブンイレブンではチルドのおでんパックも販売されており、家庭で簡単に温めて楽しむことができます。
これはセブンプレミアムブランドからの提供で、大根やこんにゃく、玉子など様々な具材が入ったおでんが特徴です。
ファミリーマートのおでんの魅力
以下、ファミリーマートのおでんの魅力についてご紹介します。
<ファミリーマートおでんの特色>
ほとんどの種類が一品125円 独自のつゆで味わい深い 8種類の具材が楽しめるパックおでん 詳細を見ていきましょう。
ほとんどの種類が一品125円
ファミリーマートのおでんは、牛すじ串を除く全ての品を一律125円(税込、2023年9月現在)で提供しています。
価格を一律にすることで、購入時の計算がしやすくなっています。
独自のつゆで味わい深い
ファミリーマートのおでんは、複数の魚介類から取っただしと丸鶏エキスを使用した特製つゆで提供され、2023年からの新しい試みです。地域ごとにつゆの味わいを変えており、地域に合わせた風味を楽しめます。
8種類の具材が楽しめるパックおでん
ファミリーマートでは、チルド商品として「8種類の具材 和風だしの効いたおでん」を268円(税込)で販売しています。
このおでんは、昆布と煮干しで加えた旨味が特徴のかつお節ベースのつゆを使用しており、具材だけでなくつゆも楽しめます。
残ったつゆを活用して、さまざまな料理にアレンジが可能です。
ローソンのおでんの特徴
次に、ローソンで提供されるおでんの特徴を見ていきましょう。
<ローソンおでんの特色>
110円から150円で多様な選択肢 チルドタイプも展開
詳細を掘り下げます。
110円から150円で多様な選択肢
ローソンのおでんは、110円(税込)から150円(税込)の範囲で提供されており、地域限定の商品も含めて価格が設定されています。
チルドタイプも展開
ローソンでは、チルド商品として「おでん550g」を268円(税込)で販売しており、2種類のかつおだしのつゆで煮込んだ7種類の具が楽しめます。
おでんを取り扱わないコンビニも増加中
セブン、ファミマ、ローソンでは以前はどの店舗でもおでんを販売していましたが、近年はおでんの取り扱いが減少しています。
おでんは多種多様で、準備と管理に時間がかかるため、2020年以降、特にコロナの影響でファミマやローソンは販売店舗を減らしています。
セブンイレブンでも一部の店舗が販売を停止していることがあります。
これは、手間がかかりすぎることや廃棄が多いためです。今後はコンビニでおでんを見かける機会が減るかもしれません。