氷見祇園祭【2024】いつ?時間や場所に歴史と由来に屋台とアクセスや駐車場に交通規制など詳細情報

氷見市で最も大規模な夏のお祭りは、元禄時代に氷見町を襲った疫病を鎮めるために、京都の八坂神社から祇園神を迎えたことに始まります。

この祭りでは、太鼓台と御神輿が市内を練り歩きます。

この祭りは、南の日吉神社と北の日宮神社の氏子たちが中心となり、それぞれの地域で神輿や太鼓を乗せた山車を引いて巡行します。

南の日吉神社からは、10台の太鼓台と御神輿が街中を練り歩く巡幸が行われ、夜には2台の提灯山車が巡行する様子が見られます。

北の日宮神社では、祭りの初日には宵祭式が開催され、翌日には神輿と太鼓台が巡行します。

この期間中、町内の各所には数多くの屋台が出店され、訪れる人々が縁日の雰囲気を楽しむことができます。

氷見祇園祭2024いつ?時間や場所など基本情報

氷見祇園祭2024開催概要は以下となります。

【開催日】
南十町(日吉神社): 2024年7月13日(土曜日)・7月14日(日曜日)

北六町(日宮神社): 2024年7月13日(土曜日)・7月14日(日曜日)

【時間】
南十町(日吉神社)

7月13日:17:00~19:00神社で祭典、19:00~0:00御神輿巡行

7月14日:10:00~12:00神社で祭典、12:00~0:00御神輿巡行

※13日と14日ともに南町の太鼓台十台が御神輿に供奉。山車は2基巡行予定。夜はちょうちん山車で巡行予定。

北六町(日宮神社)

7月13日:18:00~神社にて宵祭式。

7月14日:12:00~0:00御神輿巡行

【場所】
●中の橋周辺
〒935-0012 富山県氷見市本町4

●日吉神社
〒939-0535 富山県富山市水橋開発町940

●日宮神社
〒935-0011 富山県氷見市中央町2-47

氷見祇園祭2024屋台など露店の出店ある?

2024年の氷見祇園祭には、様々な屋台や露店が出店する予定ですが、具体的な出店内容については公式ホームページでは詳細が記載されていませんでした。

過去には、お好み焼き、フランクフルト、ポテトフライ、かき氷、アイスクリーム、わたあめなど、食べ物の屋台が多数出店しており、訪れる人々に楽しまれています。

また、食べ物屋台だけでなく、金魚すくい、お面販売、スーパーボールすくいなど、子供から大人まで楽しめる遊びの屋台もあります。

氷見祇園祭は毎年多くの来場者で賑わいますが、屋台や露店が集まる商店街は特に混雑するため、小さなお子さんを連れての来場の際は、特に注意が必要です。

氷見祇園祭2024アクセス

【場所】
●中の橋周辺
〒935-0012 富山県氷見市本町4

●日吉神社
〒939-0535 富山県富山市水橋開発町940

●日宮神社
〒935-0011 富山県氷見市中央町2-47

【電車】
JR「氷見駅」から、徒歩で約5分

【車】
能越道「氷見IC」から氷見高岡道路・国道160号を経由し11キロメートル進みます。
約15分で到着

氷見祇園祭2024駐車場

氷見漁港内駐車場が解放されます。

100台収容可能です。無料です。

【氷見漁港内駐車場】
〒935-0012 富山県氷見市比美町435

氷見祇園祭2024交通規制

氷見祇園祭が開催される7月13日と14日は、国道415号線(商店街メイン通り、伊勢大町から中央町まで)で終日通行止め。

詳細の交通規制を確認する>>

氷見祇園祭の歴史や由来と見どころなど

2024年の夏も、氷見祇園祭が予定通り開催されることが決定しました。

この祭りは毎年7月13日と14日に行われる伝統的なイベントです。

約300年前、氷見町を襲った伝染病を払うため、京都八坂神社から祇園神の分霊を迎えて病気退散の祈願を行い、その効果で病気が治まったとされています。

その感謝の意を表して、祇園神を神輿に乗せ、京都の祇園祭を模して町内を巡行したことが、氷見祇園祭の起源と言われています。

江戸時代から続くこの歴史深いお祭りは、2006年には「とやまの文化財百選」の祭り部門に選ばれました。

主な会場は、氷見市の中心部に位置する日吉神社と日宮神社です。日吉神社は南に位置し、日宮神社は北にあります。

それぞれの地域から氏子たちが神輿や太鼓台を引き連れて巡行します。

特に7月14日の南町では、5台の曳山が登場し、市内で最も大規模な祭りとなります。

南十町では昔、10台の曳山が供奉されていましたが、昭和13年の大火で5台に減少しました。現在は、太鼓台が神輿に奉納されています。

北六町では、大正時代まで「タテモン」と呼ばれる10メートルを超える大型の人形が巡行していました。

祭りの間、「イヤサー、イヤサー」という掛け声が響き渡り、本格的なお祭りの雰囲気が楽しめます。

太鼓台には力強さと華やかさがあり、間近で見ると忘れがたい光景となるでしょう。

北六町では太鼓台のぶつけ合いも行われ、迫力満点のショーを体感できます。

夜間は提灯山車も巡行し、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を堪能できるので、訪れた方々は異なる顔の祭りを楽しむことができます。

氷見祇園祭2024まとめ

氷見の祇園祭は、毎年7月13日と14日に行われる、地域最大の夏のお祭りです。

この祭りは、中の橋を中心に南北に分かれて開催され、南側の日吉神社の氏子十町と北側の日宮神社の氏子六町がそれぞれ参加します。

神輿や太鼓台、曳山が街を練り歩くのが特徴です。

特に南町では、14日には5台の曳山が引き出され、華やかな行事となります。

このお祭りは、元禄時代に氷見町で流行した疫病を鎮めるため、御座町が京都の八坂神社から祇園神を勧請し、病気平癒を願って神輿に乗せて巡行したことに由来しています。

その後、南北の町がこの行事に参加するようになり、神輿の巡行を主体とした大規模な祭りへと発展しました。

南の十町ではかつて10台の曳山が奉納されていましたが、昭和13年の大火後は5台に減少し、現在ではそれらの太鼓台が神輿に奉納されています。

北の六町では、大正時代まで10メートルを超える「立物」と呼ばれる大きな人形を巡行させていましたが、それは今は見られなくなっています。

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