この季節になると、市内で最も有名な紫陽花の名所が多くの市民や観光客で賑わいます。
その場所は、山形市の西部に位置する村木沢地区の出塩文殊堂で、一般に「あじさい寺」と呼ばれています。
参道に沿って515メートルにわたり、約40種類、2500株もの紫陽花が豪華に咲き誇っています。
昭和62年に地域住民の協力により植えられ始め、美しい景観が参道と調和しています。
今では、その景色を楽しむため、写真を撮るために、毎年多くの人々が訪れるようになりました。
特に最近は、県外からや外国からの観光客も増え、その魅力が広く認知されつつあります。
むらきざわあじさい祭り2024開花状況や見頃の時期いつ?
山形市村木沢地区に位置する「出塩文殊堂(通称:あじさい寺)」は、山形県内で紫陽花の名所として知られています。
敷地内では約2,500株、40種類の鮮やかな紫陽花が515メートルにわたる石段の参道を美しく彩っています。
この出塩文殊堂は静かな山中に位置しており、紫陽花を楽しみながらのんびりとした時間を過ごすことができるため、多くの地元住民や観光客に愛されています。
紫陽花の開花は例年6月下旬から始まり、見頃は7月中旬になることが多いです。
気候変動の影響で、日本全国の多くの花の開花時期が年々早まる傾向にあります。
2024年の現在(7月2日)、出塩文殊堂の紫陽花は全体的に5分咲きで、「山門?良向寺付近」はほぼ見頃を迎えています。
むらきざわあじさい祭り2024いつ?時間や場所にライトアップなど基本情報
出塩文殊堂で、紫陽花の開花時期に合わせて毎年「むらきざわ紫陽花祭り」が行われています。
しかし、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大により、祭りは中止となりました。
2021年と2022年には祭り自体は再開されましたが、ライトアップや関連イベントは中止されていました。
2024年には、山形市村木沢にある出塩文殊堂(通称:あじさい寺)で、7月1日(月)から7月15日(月)までの期間に「第28回むらきざわ紫陽花祭り」が開催されます。
この期間中、7月14日(日)には午前10時から記念式典が行われ、7月6日(土)から7月13日(土)の間、日没から午後8時30分までの2時間、ライトアップや写真・俳句コンクールが開催される予定です。
【開催期間】
2024年7月1日(月)~7月15日(月)
【時間】
午前10時00分~午後4時00分
【場所】
出塩文殊堂・参道
山形県山形市村木沢6048
【料金】
無料
【イベント】
●7月1日(土)~7月8日(土)
日没から午後8時30分
ライトアップ
●祭り期間中の土日祝
地元農産物販売
●7月14日(日)
記念式典
午前10時00分から午後2時30分
●7月16日(火)
写真・俳句コンクール12時締め切り
むらきざわあじさい祭り2024アクセス
【場所】
出塩文殊堂・参道
山形県山形市村木沢6048
【電車】
JR山形駅からバスやタクシーの利用
【バス】
JR山形駅から山交バス替所・下原・滝の平方面行きに乗車=>「さわやか荘前」バス停に下車し、徒歩30分で到着
【車】
東北中央自動車道「山形中央IC」から約15分
むらきざわあじさい祭り2024駐車場
80台収容可能な駐車場が用意されています。
むらきざわあじさい祭り2024見どころと楽しみ方
むらきざわ紫陽花祭りでは、およそ40種類、2,500株の紫陽花が楽しめます。
種類によって形や色が異なり、アナベル種は白い球状の花が特徴で、ハイドランジア・マクロフィラは青やピンクなど色鮮やかな花が特徴です。
紫陽花は、開花時期や土のpH値によって色が変わるため、例えばハイドランジア・マクロフィラは酸性土壌では青く、アルカリ性土壌では赤く変化し、さまざまな色彩を楽しむことができます。
この祭りでは515メートルにわたる石段の参道が紫陽花で美しく彩られ、紫陽花の香りや風情が感じられます。
参道は石畳と石段で構成されており、雨が降った後は滑りやすいので注意が必要です。
訪れる際は、滑りにくく歩きやすい靴を選んでください。
また、むらきざわ紫陽花祭りでは以下のようにライトアップが計画されています:
ライトアップ日程: 2024年7月6日(土)から7月13日(土)までの8日間
ライトアップ時間: 日没から午後8時30分まで
ライトアップされた紫陽花は昼間とは一味違う幻想的な雰囲気を醸し出します。
ライトアップ期間中の7月1日(土)と7月8日(土)には、「たけライト製作体験」も開催され、LEDを使った簡単なライト作りが体験できます。
その他にも、写真や俳句のコンクール、紫陽花の苗木の販売や配布、地元の特産品の販売や試食など、多彩なイベントが行われます。
イベントの詳細はむらきざわ紫陽花祭りの公式サイトや紫陽花交流館で確認できます。
むらきざわ紫陽花祭りは、多彩な紫陽花と歴史あるお寺が織りなす美しい景観を楽しむことができる祭りです。
静かな山中で、紫陽花を愛でながらゆったりとした時間を無料で過ごすことができるので、ぜひお越しください。
むらきざわあじさい祭り2024まとめ
約2,500株、40種類の紫陽花と、静謐な雰囲気の石段参道をゆっくり歩いて楽しむことができます。
山形市村木沢地区にある出塩文殊堂(通称「あじさい寺」)では、毎年6月下旬から7月中旬まで紫陽花祭りが開催されます。
この文殊堂の参道は515メートルにわたり、その石段の両脇には約2,500株の紫陽花が40種類も植えられ、華やかに咲き誇ります。
山間の静かな環境で、紫陽花の美しさを堪能しながら、穏やかな時間を過ごすことができます。
入場は無料なので、ぜひお越しください。