都城市の中央に位置する神柱宮を中心に、「おかげ祭り」が毎年7月8日と9日に開催されます。
7月8日の夜には、大燈籠山車が十数台集まり、八坂神社から神柱宮に至る主要な道を練り歩きます。
続く9日の祭りの日には、駅前やときわ通りの商店街で、神輿が町を巡り、獅子舞や山車のパフォーマンスが行われます。
また、神柱宮の境内では、太鼓の演奏や紅白餅の配布などの催しも楽しむことができます。
おかげ祭り(都城)2024いつ?時間や場所など基本情報
宮崎県都城市では、毎年7月の8日と9日の二日間、都城六月灯おかげ祭りが開催されます。
この祭りは都城市の総鎮守である神柱宮での六月灯に合わせて行われ、夏の間に無病息災や豊作を願う伝統的な祭礼として知られています。
【開催日】
2024年7月8日(月)~9日(火)
【場所】
島津荘総鎮守 神柱宮
宮崎県都城市前田町1417-1
【時間】
宵祭り(7月8日):19:00~21:30頃
本祭り(7月9日):17:45~20:30頃
【スケジュール】
■宵祭り(献灯祭)
7月8日(土)
19:00:出立式(八坂神社)
19:45:大灯籠山車運行
20:00:山見世(JR西都城駅)
21:20:灯籠奉納神事
■本祭り(御輿渡御)
7月9日(日)
17:45:神事 まつり安全祈願(神柱宮)
18:00:奉納太鼓(おかげ太鼓)
18:45:御輿連出立式
19:00:御輿巡行
19:40:刻(とき)太鼓
19:50:巫女舞(みこまい)
20:00:御輿宮入りの儀
20:30:散供まき(せんぐまき)
おかげ祭り(都城)2024屋台など露店の出店ある?
おかげ祭りの期間中、JR都城駅から神柱宮にかけての道沿いには、多数の屋台が並びます。
定番の屋台料理から地元のB級グルメ、さまざまなゲームまで揃っており、訪れる価値があります。
この機会にぜひ足を運んで、楽しいひと時を過ごしてみてください。
おかげ祭り(都城)2024アクセス
【場所】
島津荘総鎮守 神柱宮
宮崎県都城市前田町1417-1
【電車】
JR「都城駅」より徒歩約10分
【車】
宮崎自動車道「都城IC」より約10分
九州自動車道「末吉財部IC」より国道10号線経由約30分
おかげ祭り(都城)2024駐車場
専用駐車場は用意されていません。
公共交通機関の利用をオススメします。
おかげ祭り(都城)2024歴史や由来に見どころなど
六月灯は、旧暦の6月、現在では7月に神社で灯籠を奉納する伝統的な行事で、宮崎県の都城地区や鹿児島県を含む旧薩摩藩領で行われる夏の祭りです。
この祭りの起源は、薩摩藩二代目藩主島津光久が鹿児島城下の観音堂再建時に、旧暦6月18日に周辺の住民に灯籠の奉納を促したことに始まります。
おかげ祭りという名前は、すべてに感謝する意味を込めて付けられ、1993年から都城の総鎮守である神柱宮の六月灯に合わせて開催されています。
最初は子供たちの綱引き大会など小規模なものでしたが、後に日本の伝統的な祭りの本質を取り入れ、御輿と大太鼓を中心にした祭りへと発展しました。
毎年5月からは祭りの準備が始まり、7月8日の宵祭りでは、高さ4メートルの灯籠山車や音楽隊が乗った台車が、八坂神社から神柱宮まで約2.7キロメートルの市街地を練り歩きます。
JR西都城駅前のロータリー広場では、獅子舞の披露や鏡開きが行われ、山車が神柱宮に到着すると神事が執り行われます。
翌日の9日、本祭りでは、迫力満点の御輿渡御と宮入りが行われ、四基の御輿が神柱宮前で練り上げを披露します。
夕方からは多くの人でにぎわい、巫女舞や奉納太鼓の奉納が見られます。
御輿が納められた後は、紅白餅の配布が行われます。この祭りは見る価値があります。
おかげ祭り(都城)2024花火あるの?
打ち上げ花火は以下の時間に開催される予定です。
7月8日(月)宵祭り 21:30頃 打ち上げ予定
7月9日(火)本祭り 21:25頃 打ち上げ予定
おかげ祭り(都城)2024まとめ
都城市に位置する神柱宮、その六月灯に合わせて実施される「おかげ祭り」が注目されます。
7月8日に開催される「宵祭り」では、八坂神社から神柱宮へと数台の明かりを灯した大灯籠山車が引かれる「献灯祭」が執り行われます。
翌9日の「本祭り」には、夕方から始まる駅前通りの御輿巡行が見どころで、笛と太鼓の囃子が先導する四基の御輿が壮大に町を進みます。
この二日間は多くの観客で盛り上がります。