吉原祇園祭【2024】いつ?時間や場所に歴史や神社と交通規制に屋台とアクセスに駐車場など詳細情報

吉原地区の25の町が結集して開催される、地域で最も歴史ある伝統的な祭りです。

この祭りは、悪霊を払い、疫病を追い払うことを願った平安時代の祗園御霊会に由来しています。

祭りでは、子どもや若者が神輿を担ぎ、街を練り歩く姿や、21台の豪華な山車が練り歩く光景が見どころです。

吉原商店街が主な舞台となり、200店以上の露店が軒を連ね、毎年20万人以上が訪れる東海地方随一の祇園祭として賑わいます。

吉原祇園祭2024いつ?時間や場所に日程等基本情報

富士市に位置する旧吉原宿が舞台の「吉原祇園祭」は、350年以上の歴史を持つ伝統的な夏祭りです。

「東海地方最大の祇園祭」とも評され、地元住民には親しみを込めて「おてんのさん」という愛称で呼ばれています。

2024年には、6月の第2週末、具体的には8日の土曜日から9日の日曜日にかけて、午後1時から9時までの間、吉原本町通りを中心に開催される予定です。

祭りのプログラムは、初日の土曜日には色とりどりの山車が引き回される他、宮太鼓の披露や山車同士の競演が見どころとなり、続く日曜日には神輿の渡御も行われ、さらに山車の引回しや競演が繰り広げられます。

会場となる吉原本町通りでは、200軒を超える露店が並び、2日間でおよそ20万人が訪れることで知られるこの祭りは、地域の夏の一大イベントとして盛り上がります。

【開催日時】
2024年6月8日(土) 13:00~21:00

2024年6月9日(日) 13:00~21:00

【場所】
吉原本町通り周辺

2024年6月8日(土) 山車引回しや宮太鼓、山車の競演

2024年6月9日(日) 神輿、山車引回し、山車の競演

吉原祇園祭2024屋台など露店の出店ある?

吉原祇園祭の際には、吉原本通りを中心に約1キロメートルにわたって200店舗以上の露店が一列に並びます。

どこまでも続く露店の並びは、見る人を圧倒する壮観です。

露店がこれほど多いと、どの店で何を買うか選ぶのも一苦労ですね。

美味しい屋台料理や迫力ある山車引回しを楽しめるこの祭りでは、忘れられない時間を過ごすことができるでしょう。

どのようなグルメが楽しめるか、実際の日を楽しみにしています。

ただ、多くの人出が予想されるため、訪れる際は時間にゆとりを持って行動することをおすすめします。

吉原祇園祭2024へのアクセス

【場所】
吉原本町通り周辺

【電車】
JR東海道新幹線 新富士駅から富士急静岡バス 吉原中央駅行きに乗車=>吉原中央駅下車後、徒歩約1分

【車】
東名高速道路 富士ICから約5分
新東名高速道路 新富士ICから約7分

吉原祇園祭2024の駐車場

専用駐車場や臨時駐車場は用意されません。

かなりの混雑になるので、出来るだけ公共交通機関の利用をオススメします。

吉原祇園祭2024の交通規制

吉原祇園祭2024では交通規制があるので注意してください。

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吉原祇園祭の歴史とけんか神輿や山車の引き回し

吉原祇園祭」は、京都の祇園祭に起源を持ち、江戸時代から疫病や悪霊の退散を願う祭として始まり、350年以上の伝統が受け継がれています。

祭のハイライトは、山車、神輿、宮太鼓が中心です。

特に、東海道旧吉原宿を囲む6つの神社(天神社、木之元神社、八坂神社、八幡宮、山神社、和田八幡宮)から出る21の町の氏子たちが、独自に装飾した多様な山車を引き回します。

これには、江戸型の山車や舞台屋台、全国でも珍しい吉原雛壇型など、さまざまなスタイルがあります。

夜になると、山車に灯される提灯が祭の雰囲気を一層華やかにし、異なる美しさを見せます。この山車の引き回しの始まりは、万治3年(1660年)に遡ります。

吉原祇園祭の神輿は特に「けんか神輿」として知られ、荒神(すさのおのみこと)を祭る神輿は、その昔、荒々しい動きで周囲の家屋に損害を与えることがあったと言われています。

この神輿は、笹の葉が山のように飾られ、担ぎ終えた後にはその笹の枝を一本引き抜き、家の軒下に飾ることで厄払いの効果があると伝えられています。

宮太鼓については、元々は神輿の到来を町内の若者に知らせるための太鼓で、「呼び太鼓」や「ふれ太鼓」とも呼ばれています。

叩き手は演目を綿密に準備する者もいれば、その場の感覚で自由に演奏する者もおり、個性豊かな演奏が祭を盛り上げます。

特に、息の合った勇壮な演奏は見ものです。

吉原祇園祭はどんな祭り?

吉原祇園祭では、両日の夜に各神社の山車を3か所に集め、山車同士の競演とお囃子の演奏が行われます。

この時、山車は観客がよく見える位置に配置され、各神社からは工夫を凝らした演奏が展開されます。

このお囃子の演奏会は5年前に始まり、初開催時から大きな盛り上がりを見せ、祭りの主要な見どころの一つになっています。

特に印象的なのが、迫力満点の神輿の練り歩きです。「けんか神輿」とも呼ばれるこの神輿は、荒神様(すさのおのみこと)を祀り、笹の葉で装飾された独特の姿をしています。

この神輿は各神社の氏子たちが順番に担ぎ、神社間の境界を越えることは厳禁です。

過去にはその荒々しい動きで家屋に損害を与えることもありましたが、祭りであることを理由に許されていたそうです。

現在はそのようなことは少なくなりましたが、近くでの観覧は依然として注意が必要です。

祭りが始まる初日の夕方には、吉原商店街に宮太鼓の力強い音が響き渡ります。

これは神輿が自分の町内に来たことを知らせる合図として機能し、神輿が出発する準備のサインです。

宮太鼓は各町内の若者が担当し、その音色を競い合う「宮太鼓の競演」も見どころの一つです。

木之元神社、天神社、山神社・八幡宮・八坂神社・和田八幡宮の4つの神社が参加し、3か所で迫力ある演奏を披露します。

山車がライトアップされ、太鼓や鉦を力強く打ち鳴らす姿は圧巻です。

吉原祇園祭の読み方

念のために確認しておきましょう。

吉原祇園祭の読み方は、

よしわらぎおんさい

となります。

吉原祇園祭2024まとめ

かつて東海道の宿場町として繁栄した吉原地区で受け継がれる伝統の祭りがあります。

この祭りは、無病息災を祈願して江戸時代末期に始まり、地元では親しみを込めて「おてんのさん(天王祭)」と呼ばれています。

この地区にある6つの神社(天神社、八坂神社、和田八幡宮、山神社、八幡宮、木之元神社)の氏子たちが、個性的な21台の山車を引きながら、吉原本町通り約1キロメートルおよびその周辺を賑やかに練り歩きます。

祭りが行われる際には、通りが歩行者天国となり、多くの露店が軒を連ねます。

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