蔵前橋通りに位置し、約1370年の長い歴史を持つ鳥越神社は、毎年6月に開催される例大祭で特に知られています。
この祭りのハイライトは、大神輿の渡御で、数多くの観客で賑わいます。
神輿行列は、猿田彦(天狗)や手古舞連を先頭に、子供たちが持つ五色の旗を繰り広げながら進みます。
夜には、元祖提灯神輿が登場し、高張り提灯に囲まれての宮入りが行われます。
この通称「千貫神輿」と呼ばれる大神輿は、その重さが約4トンにもなり、東京で最も重い神輿の一つとされています。
夜の街を進むその壮大な姿は、見る者に強い印象を与えます。
毎年、数十万人の人々がこのイベントに集まり、蔵前の6月を彩る風物詩となっています。
鳥越祭り2024いつ?時間や場所など日程など基本情報
鳥越祭り2024の開催概要は以下となります。
【開催日程】
2024年6月7日(金)、8日(土)、9日(日)
【場所】
鳥越神社氏子地域周辺
【日程】
■6月7日(金)/大祭式
・10:00~ 大祭式 ※ご案内した方のみの参列
・17:00~ 宵宮清祓式
■6月8日(土)/町御神輿渡御
・10:00~21:00 町御神輿渡御(夕方、南部六ヶ町他連合参拝宮入予定)
・12:00~14:30 奉納太鼓・演芸プログラム
(12:00~ 小唄/12:10~ 合唱/13:00~ 太鼓/14:30~ かっぽれ)
■6月9日(日)/本社渡御(千貫神輿)
・6:30~ 宮出し
・19:00~ 鳥越夜まつり
・21:00~ 本社渡御(千貫神輿)
【限定御朱印】
鳥越神社の大祭において、祭りが行われる3日間限定で特別な御朱印が頒布されます。
この御朱印は初穂料として100円で提供され、数量に限りがあるため、配布がなくなり次第終了します。御朱印を希望される方は、早めに訪れることをお勧めします。
鳥越祭り2024千貫神輿
鳥越神社大祭では、都内で最も重いとされる「千貫神輿」が特に有名です。
この神輿の重さは約4トンにも及び、祭りの最終日には地元の氏子たちが交代でこの重い神輿を担いで町を練り歩きます。
多くの氏子が一斉に掛け声を上げて神輿を担ぐ姿は、見る人々に強烈な印象を与えます。
さらに、行列の先頭には、猿田彦命という日本神話の神や手古舞、五色の旗を持つ子供たちが加わり、その光景も見どころの一つです。ぜひその美しい風景にも注目してください。
鳥越祭り2024神輿ルートについて
鳥越祭り2024神輿ルートを確認しましょう。
最新の情報は以下で確認できます。お出かけ前に確認をしておきましょう。
鳥越祭り2024屋台など露店の出店ある?
鳥越祭り・鳥越神社大祭の際には、毎年多くの屋台や露店が設けられます。
これらの屋台は鳥越神社の周囲に約250軒が並び、祭りの賑わいを一層盛り上げます。
出店される主なメニューには、たこ焼き、焼きそば、お好み焼きなどの定番の屋台食品のほか、地元のグルメやハンドメイドの工芸品を扱う店もあります。
食事以外にもお土産品を購入できるので、訪れた際にはぜひ各屋台を楽しんでみてください。
鳥越祭り2024アクセス(行き方)
【場所】
鳥越神社周辺
〒111-0054 東京都台東区鳥越2丁目4-1
【電車】
・JR総武線「浅草橋駅」(西口) 徒歩8分
・都営浅草線「蔵前駅」 徒歩5分
・都営大江戸線「新御徒町駅」 徒歩8分
・都バス「蔵前一丁目」 徒歩5分
鳥越祭り2024駐車場ある?
専用駐車場はありません。
近くのコインパーキングをいくつか紹介します。
【名鉄協商台東第11鳥越2丁目】
〒111-0054 東京都台東区鳥越2丁目11
【タイムズ鳥越2丁目】
〒111-0054 東京都台東区鳥越2丁目1
【アップルパーク三筋1丁目第1】
東京都台東区三筋1-10-4
鳥越祭りの歴史や由来と見どころ
鳥越神社大祭は、651年(白雉2年)に始まったとされる、1370年を超える長い歴史を誇る伝統的な祭りです。
この祭りの起源は、かつて白鳥村の村民が「白鳥明神」を奉祀したことに由来します。
歴史的には、前九年の役の際に源義家がこの地を訪れたエピソードも有名で、白い鳥が飛ぶのを見て浅瀬を発見し、大川(現在の隅田川)を渡ることができたため、この地の神様の名を「鳥越大明神」と改めたとされています。
鳥越神社大祭の主な見どころは、「千貫神輿渡御」、「提灯神輿」、そして賑わう「露店」です。
「千貫神輿」は、多くの氏子が集まり、力強い掛け声とともに神輿を担ぎます。その迫力ある様子は見る人を圧倒します。
一方、「提灯神輿」は夜になると幻想的な灯りで照らされ、温かくも神秘的な雰囲気を演出します。
そして、祭りを彩る露店が鳥越神社周辺にずらりと並び、訪れる人々に活気と楽しさを提供します。
これらの魅力をぜひ現地で体験してみてください。
鳥越祭り2024まとめ
鳥越神社の主な神輿は「千貫神輿」として知られ、都内で最も重い神輿の一つです。
この神輿は日曜日に、地元の氏子たちが順番に担ぎながら町内を巡ります。
渡御列の先頭には、猿田彦(天狗)や手古舞連、そして五色の旗を持った子供たちが進みます。
夕刻になると、神輿に設置された弓張提灯と各町会の高張提灯に灯りがともされ、祭りの盛り上がりは頂点に達します。
この時の宮入りの様子は「鳥越の夜祭り」と称され、その荘厳で幻想的な雰囲気が訪れる人々を魅了します。