津沢夜高あんどん祭【2024】いつ?時間や場所に日程や歴史と由来に屋台やアクセスに駐車場など詳細情報

庄内三大祭りのひとつであるこの祭りは、椙尾神社の裏山に住むムジナという化け物を退治した伝説のメッケ犬にちなんだ300年の歴史を持つ行事です。

祭りでは、メッケ犬を模した「犬みこし」や、化け物に捧げられたとされる「仮女房」を乗せた行列、そして「からぐり山車」が登場し、古の時代を彩る絵巻物のようなパレードが展開されます。

街を行く「犬みこし」や仮女房を乗せた行列の光景は、見る人々に深い印象を与える壮観なものです。

津沢夜高あんどん祭2024時間や場所に日程など基本情報

津沢夜高あんどん祭2024の開催概要は以下となります。

【開催期間】
前夜祭2024年6月6日(木)/本祭7日(金)・8日(土)

【場所】
富山県小矢部市津沢市街地、あんどん広場(津沢商工会館横)前道路

【開催時間】
18:00~24:00

【詳細日程】

■前夜祭/6月6日(木)

・18:30~19:00 武者絵コンクール表彰式/あんどん会館

・19:00~21:30 ちびっこ太鼓競演会/あんどん会館

■本祭1日目/6月7日(金)

・19:00~ 夜高あんどん開会式/あんどん広場

・19:00~24:00 夜高あんどん練りまわし/津沢市街地

・21:00~24:00 夜高あんどんのぶつかり合い/あんどん広場前

・23:00~ 夜高あんどんコンクール

・18:00~24:00 あんどん広場テント村

■本祭2日目/6月8日(土)

・19:00~24:00 夜高あんどん練りまわし/津沢市街地

・21:00~24:00 夜高あんどんのぶつかり合い/あんどん広場前

・18:00~24:00 あんどん広場テント村

津沢夜高あんどん祭2024屋台など露店の出店ある?

津沢夜高あんどん祭2024における屋台テント村と露店の最新情報をお届けします。

<津沢夜高あんどん祭2024の屋台テント村詳細>

『津沢夜高あんどん祭2024』では、例年通り屋台テント村が設置されます。今年も多彩なブースが並ぶ予定です。

屋台テント村の営業時間は、夕方18時から夜22時までです。

屋台テント村では以下のようなアイテムが提供されます:

・お土産コーナー(小矢部の特産品、拍子木、法被てぬぐい、メルギューくんグッズなど)

・飲食エリア(うどん、焼きそば、フランクフルト、唐揚げ、ビールなど)

毎年多くの訪れる人々で賑わう屋台テント村は、祭の楽しさを一層引き立てます。ぜひ足を運んで、様々な味や商品をお楽しみください。

津沢夜高あんどん祭の歴史と由来に練り回しやぶつかり合い

津沢夜高あんどん祭2024について、その歴史や主なイベントの見どころ、特に「練り回し」と「ぶつかり合い」の詳細を紹介します。

【津沢夜高あんどん祭の歴史と由来】
津沢夜高あんどん祭は、慶安5年に起源を持ち、越中国(現在の富山県)にある鎮守の氏神から御分霊を勧請したことが始まりです。その際、倶利伽羅峠を越えて夕暮れ時に町に到着した御分霊を、町民があんどんで迎えたことが「夜高あんどん」の初めとされています。

また、田植えが終わった後の休息期間に行われた「田祭り」という豊作を願う行事が、「夜高あんどん」と結びつき、後に一体となって津沢夜高あんどん祭として発展しました。

【津沢夜高あんどん祭の見どころ】
■練り回し
19時から始まる「練り回し」は、各町が巨大な行燈を引き回すパフォーマンスです。津沢中心街を行燈が練り歩く様子は、まるで華やかなパレードのようで、訪れる人々に非日常の体験を提供します。

■ぶつかり合い
「ぶつかり合い」は、高さ7メートル、長さ12メートルの大行燈が互いに激突する壮絶なイベントです。このイベントはその激しさから「喧嘩夜高祭」とも称され、行燈が壊れるほどの衝撃が特徴です。本祭の両日、21時から24時まで行われ、見る者を圧倒する力強いぶつかり合いを目の当たりにすることができます。

これらのイベントは、祭りの伝統と地域の魅力を感じさせるものであり、訪れるすべての人に強い印象を与えます。

津沢夜高あんどん祭へのアクセス

【場所】
富山県小矢部市津沢市街地

【電車】
「富山駅」⇒あいの風とやま鉄道「石動駅」 約33分

【車】
北陸自動車道「小矢部IC」 9分

津沢夜高あんどん祭の駐車場

以下の臨時駐車場が用意されています。

【小矢部市立津沢小学校】
〒932-0111 富山県小矢部市新西222

【小矢部市立津沢中学校】
〒932-0112 富山県小矢部市清沢1231

【株式会社ゴールドウイン本店】
〒932-0112 富山県小矢部市清沢210

【株式会社ゴールドウイン】
富山県小矢部市 県道370号

【まつきや】
〒932-0115 富山県小矢部市津沢1丁目88

【津沢コミュニティプラザ】
〒932-0114 富山県小矢部市清水369-1

津沢夜高あんどん祭のシャトルバス

無料シャトルバスは以下の通りです。

石動駅 クロスランドおやべ
センター正面玄関前 津沢郵便局 クロスランドおやべ
センター正面玄関前 石動駅
17:30 17:40 18:00 × 18:20
18:20 18:30 18:50 × 19:10
19:40 19:50 20:10 20:30 20:40
20:40 20:50 21:10 21:30 21:40
21:55 22:05 22:25 22:45 22:55
22:55 × 23:15 23:35 23:45

津沢夜高あんどん祭のメッケ犬伝説

昔の話ですが、椙尾神社の裏山には恐ろしい化け物が住んでおりました。

この化け物は、毎年のお祭りの日に美しい娘を人身御供として要求し、そうしないと田畑を荒らして村人たちを不作に陥れていました。

ある年、大山を旅していた修験者である六部がこの話を耳にし、祭りの夜に神社の天井に隠れて様子をうかがいました。

すると、2人の大入道が現れ、娘を犠牲にする前に「丹波の国のメッケ犬にこのことを話すな」と言いながら悲しい儀式を執り行いました。

この光景を目撃した六部は、丹波の国へ行きメッケ犬を探し出し、次の祭りの日に娘の代わりにその犬をカゴに入れて供えました。

夜が更けて大入道がカゴを開けると、メッケ犬が大きな声で吠えて大入道を退治しましたが、その際に自身も重傷を負い、血に染まって倒れてしまいました。

この出来事以降、メッケ犬は椙尾神社の守り神とされ、毎年この勇敢な犬を祭る「犬まつり」が行われるようになりました。

津沢夜高あんどん祭2024まとめ

山形県の庄内平野と日本海の間に位置する高館山(たかだてやま)の麓には「椙尾(すぎのお)神社」があります。

この神社の裏山にかつて住んでいたムジナという化け物を退治した「メッケ犬」の伝説から始まったのが「大山犬祭」です。

この祭りは約300年の歴史を持ち、「酒田まつり」「鶴岡天神祭」と共に庄内三大まつりの一つとされています。

祭りの日には、メッケ犬を模した「犬みこし」がパレードで披露され、JR羽越本線の羽前大山(うぜんおおやま)駅から椙尾神社まで練り歩かれるのが恒例となっています。

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