東京都調子市にある神代植物公園は「世界バラ会連合優秀庭園賞」を獲得しており、「クイーン・オブ・神代」という名を冠したバラや、開園以来育成してきた珍しいバラの原種や品種が集められています。
さらに、「ピース」を含む世界中で親しまれている「世界バラ会連合殿堂入り」の著名なバラも展示されています。
春の柔らかな日差しの下で、このバラ園で洗練された時間をお楽しみいただけます。
神代植物公園バラフェスタ2024開花状況や見頃の時期いつ?
東京の調布市に位置する「神代植物公園」には、都内で最も広大なバラ園が設けられています。
2024年の5月2日(木)の時点で、様々なバラの種類が最高の見頃を迎えていることが期待されます。
通常、5月の後半に最も美しい時期を迎えるこのバラ園ですが、気候変動の影響で、花の開花時期や見頃が少しずつ早まっているようです。
特に、この園に名を付けた「クイーン・オブ・神代」を見るのもお勧めです。
神代植物公園バラの種類について
神代植物公園のばら園では、約400種類・5,200株の多彩な春バラが一面に咲き揃います。
ごく一部を紹介します。
アイスバーグ: 枝先に房になって花を咲かせる白花を代表するバラ
イングリッド・バーグマン: 深紅の美しい大輪のバラ、強い甘い香りが特徴
イントゥリーグ: 鮮やかな赤紫色のバラで美しい花容と強い芳香で魅了される品種
ウィンナー・シャルメ: 鮮やかなオレンジ色の薔薇で「ウィーンの魅惑」とも呼ばれている
エレガント・レディー: 淡いクリーム色の花びらのふちがうっすらとピンクに染まった花びらが特徴
その他にも、以下のような種類があります。
プリンセス・チチブ、ユーロピアーナ、ピース、コンフィダンス、ジョン・F・ケネディ、ファラオン、天女、チャールストン、サマー・サンシャイン、芳純、ホワイト・クリスマス、プリンセス・ド・モナコ、マチルダ、スヴェニール・ド・アンネ・フランク、フレンチ・レース、かがやき、緑光(りょっこう)、クイーン・エリザベス、聖火、ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ、シルバ、つるアイスバーグ、マジョレット、シャルル・ド・ゴール、うらら など
神代植物公園バラフェスタ2024いつ?時間や場所に入園料など基本情報
神代植物公園バラフェスタ2024の開催概要は以下となります。
【開催期間】
2024年5月8日(水)~6月2日(日)
※5月13日(月)・20日(月)・27日(月)は休園日
【時間】
<通常> 9:30~17:00
<早朝開園> 8:00~17:00
※どちらの場合でも最終入園は16:00まで
バラフェスタ開催期間中の土曜日・日曜日は8:00から開園
【場所】
都立神代植物公園
【入園料】
一般・大人 500円
65歳以上 250円
中学生 200円(都内在住・在学の中学生は無料)
小学生以下は無料
神代植物公園バラフェスタ2024イベント内容
楽しいイベントが沢山ありますよ。
【早朝開園】
●開催日:5月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)、 6月1日(土)、2日(日)
●開園時間:8:00~17:00(入園は16:00まで)
【春のバラ展】
●開催日:5月8日(水)~12日(日)
●場所:植物会館1階展示室
【春のミニバラ盆栽展】
●開催日:5月8日(水)~12日(日)
●場所:屋外特設展示場
【ばらコンサート】
●開催日:5月25日(土)・5月26日(日)(予定) ※雨天中止
●時間:各日11時15分~、14時15分~(各回約30分)
●場所:芝生広場
クラシックの演奏を予定
【バラのカフェテラス】
●開催日:4月27日(土)~6月9日(日)
●時間:10:00~16:00
●場所:ばら園テラス
【ボタニカルショップ】
バラの苗木の販売が行われます。
●開催日:4月27日(土)~6月9日(日)※雨天中止
●時間:10:00~16:00
●場所:ばら園内
●講演会「バラ管理 ~きれいに咲かせ講演会「オールドローズからモダンローズへ ~日本の野ばらが果たした役割~」
●開催日:5月25日(土)
●時間:13:30~15:30
●場所:植物会館2階集会室
事前申込(※5月5日(日)締切)についてなど詳しくはコチラからご確認いただけます。
神代植物公園バラフェスタ2024見どころや楽しみ方
1961年に開設された神代植物公園は、主園部、野生種及びオールドローズ園、国際バラコンクール花壇を含む3つの区画に約400種類、5,200株のバラが栽培されています。
このバラ園は「世界バラ会連合優秀庭園賞」を獲得しており、開園以来大事に育てられている珍しいバラの品種や原種のコレクションがあることで知られ、毎年ゴールデンウイークには多くの訪問者で賑わいます。
特に香りの強い品種には目印が付けられたネームプレートがありますので、香りを楽しむことがおすすめです。
晴れた日の早朝から午前中にかけてバラの香りが最も強くなるため、早朝開園の日には豊かな香りを体験することができます。
神代植物公園のウェブページでは、各バラの品種について詳しく紹介されており、その特徴を知ることができます。
また、バラ以外にも紫陽花や牡丹、芍薬など様々な花が栽培されており、見頃を迎える月ごとに情報を検索することも可能ですので、是非活用してみてください。
神代植物公園バラフェスタ2024へのアクセス
【場所】
神代植物公園
〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5丁目4-7
【電車】
●JR
「三鷹」駅(2番乗り場)または「吉祥寺」駅(4番乗り場)から小田急バス調布駅北口または深大寺行きに乗車「神代植物公園前」下車
●京王線
「調布」駅から小田急バス(12番乗り場)の吉祥寺駅または三鷹駅行きに乗車「神代植物公園前」下車
または京王バス(11番乗り場)の深大寺行きに乗車「神代植物公園前」下車
「つつじヶ丘」駅北口から京王バス深大寺行きに乗車「神代植物公園」下車
【車】
中央自動車道の「調布インター」から、新宿方面へ甲州街道に降りる⇒「下石原交差点」を左折⇒「神代植物公園北」の信号を右折
神代植物公園バラフェスタ2024駐車場
以下の駐車場があります。
【神代植物公園第一駐車場】
〒182-0011 東京都調布市深大寺北町1丁目4
台数:228台
料金:1時間まで300円 以後20分毎に100円
※春のバラフェスタ期間中の土日祝は1回/500円
最大料金:1,200円(入庫後12時間)
【神代植物公園第二駐車場】
〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5丁目30 総合体育館前
台数:100台
料金:1時間まで300円 以後20分毎に100円
最大料金:1,200円(入庫後12時間)
神代植物公園バラフェスタ2024まとめ
この公園は、かつて東京の街路樹などを育成する苗圃として利用されていましたが、戦後に神代緑地として一般に開放され、昭和36年には神代植物公園という名前で正式に植物公園として開園しました。
公園内には武蔵野の自然が色濃く残り、四季折々の草花や樹木の美しさを楽しむことができます。
特に春には、穏やかな日差しの下でのバラ園での優雅な時間をお楽しみいただけます。