705年に創建された天台宗の由緒ある寺院があります。
この寺は山と水が織りなす美しい自然に包まれており、人と仏が繋がると言われる太鼓橋が、景色を一層引き立てています。
この橋の下には心字形の池があり、色鮮やかな錦鯉や真鯉が泳いでいます。
春の桜を皮切りに、シャクナゲ、藤、ラン、スイレン、蓮など、一年を通して様々な花が楽しめます。
特に5月には長さ九尺の藤が見事に垂れ下がり、訪れる人々を魅了する景観を提供しています。
白毫寺の藤2024開花状況や見ごろの時期いつ?
兵庫県丹波市に位置する白毫寺で見られる主な藤の品種は「九尺藤」と称され、その花房は約1.5メートルにも及びます。
満開時には、薄紫色の花々がまるで雨のように降り注ぐ光景を楽しむことができるため、非常に美しいです。
この藤は通常、5月の初めから中旬にかけて最も美しい状態になりますが、桜の開花が早まる年は藤の花もそれに伴って早く開花することがあります。
白毫寺の藤の現在の開花状況は、寺の公式ウェブサイトやFacebookページで確認することが推奨されています。
2024年4月20日午前8時の報告によると、蕾はすでに50センチメートルに達し、順調に花が開き始めていますが、満開になるにはまだ少し時間がかかりそうです。
白毫寺九尺ふじまつり2024いつから?時間や場所など基本情報
白毫寺九尺ふじまつり2024の開催概要は以下となります。
【開催期間】
2024年4月24日(水)~5月6日(月・祝)
【時間】
8:30~17:00
【場所】
白毫寺
兵庫県丹波市市島町白毫寺709
【料金】
拝観料として
個人300円
団体料金200円
※高校生以下・障害者等は免除
白毫寺の藤2024ライトアップあるの?
夜になると白毫寺の藤棚は美しいライトアップで彩られます。
ここでは5種類の異なるライト(LEDライトの白色、昼光色、オレンジ色、水銀灯、ハロゲンライト)を用いています。
これらの照明は色温度の違いを利用して、写真や動画での色のコントラストを際立たせる効果があるとされています。
このライトアップは、まるでオーロラのような幻想的な藤の観賞を提供します。
照明が本格的に効果を発揮するのは、19:00を過ぎた頃からです。
ライトアップ時には多くのカメラマンが最適な撮影スポットを求めて早めに集まりますので、良い場所での撮影は少し競争が激しいかもしれません。
【ライトアップ期間】
2024年4月27日(土)~5月6日(月・祝)
【ライトアップ時間】
日没から21:00
※雨天中止
白毫寺の藤2024屋台など露店の出店ある?
お祭りの時期には、様々な屋台が出店する予定です。
メニューにはうどん、炊き込みご飯、神戸牛のコロッケ、ソフトクリームなどが含まれています。
さらに、売店では丹波栗の焼き栗や地元の山菜など、地域特産の商品も販売されます。
過去には神戸牛を使ったお弁当も販売されたことがあるとのことです。
また、食事を楽しむためのテーブルとイスも設置されており、別途飲食スペースを探す必要がないので、来場者は気軽に食事を楽しむことができます。
白毫寺の藤へのアクセス
【場所】
白毫寺
〒669-4334 兵庫県丹波市市島町白毫寺709
【電車】
JR福知山線「市島駅」からタクシーで約8分または、徒歩約1時間
【車】
舞鶴自動車道「春日」ICより約10分
白毫寺の藤の駐車場
100台収容可能な専用駐車場があります。
開花時期には臨時駐車場もあります。
しかし、見頃の時期の休日は早くから満車になるので注意が必要です。
白毫寺の藤2024混雑状況
関西圏では有名な白毫寺の藤。
見頃と連休が重なるので駐車場に入るまでも休日は特に大渋滞です。
寺内も人が多く混雑しています。
平日であればそれほどでもないですが、休日は覚悟を持って行くことをオススメします。
お車でのご来場の際は、見頃の時期がゴールデンウィークと重なるため、周辺道路や駐車場が大変混雑することが予想されます。
余裕をもった出発をお勧めします。
実際、毎年この時期には数キロメートルの長い渋滞が発生しています。
電車でお越しの方は、本数が限られているため、事前に時刻表を確認しておくと良いでしょう。
白毫寺の藤2024見どころや魅力/h3> 白毫寺は、705年に法道仙人が創立したとされる、天台宗に属する歴史深い寺院です。
訪れる人々を孔雀が迎えるこの寺は、孔雀が仏教の守護神とされ、害虫や毒蛇を食べることから人の煩悩を象徴的に消し去る存在とされています。
この寺の藤は平成時代初期に植えられた九尺藤が成長し、その美しさがSNSで広く称賛されています。
また、兵庫県観光局によって選出された「私の好きな兵庫の風景100選」にも選ばれています。
藤棚自体は幅9メートル、長さ約120メートルに及び、広々とした空間で満開の藤を楽しむことができます。
一般的に他の地域の藤棚は立ち入り制限が多い中、白毫寺の藤棚は自由に歩いて楽しめる特別な場所です。
さらに、高い位置からの観賞ポイントも設けられており、藤の壮大な眺めを上からも楽しむことができます。
藤の甘い香りが漂う中、シャクナゲやセッコクもこの時期に花を咲かせ、秋には紅葉が人気のスポットとなります。
白毫寺は、四季を通じて様々な植物の美しさを楽しむことができる場所として知られています。
白毫寺の藤2024まとめ
丹波市にある白毫寺では、毎年4月の後半になると、特に長い花穂を持つ「九尺ふじ」が見頃を迎えます。
このフジの花は、巨大な紫のカーテンのように豪華に咲き乱れ、その神秘的な美しさに魅了された多くの観光客が訪れます。
祭りの期間中には、さまざまな屋台が出店し、花の盛り時には特別なライトアップが施され、夜でも花々の美しさを楽しむことができます。