「岸和田だんじり祭」は、元禄16年に岸和田藩の藩主・岡部長泰が始めた稲荷祭が起源で、豊作を祈る儀式から発展しました。
この祭りでは、重量4トン以上のだんじりが各地区を力強く練り歩きます。
だんじりを引く行為を「曳行」と言い、その最大の魅力は、スピードを保ったまま急な角を直角に曲がる「やりまわし」の迫力です。
夜間の祭りは、提灯で飾られただんじりが幻想的な雰囲気を醸し出し、見る者の心をつかみます。
このお祭りは毎年9月と10月に開催され、月によって異なる地区からだんじりが出ます。
9月は浜手側、10月は山手側の地区がそれぞれ曳行します。
祭り当日は、様々な屋台が軒を連ね、9月には泉州地方の名産や美味しいグルメが楽しめる「だんじり祭キッチンカーマルシェ」も開かれます。
地元の味覚と共に祭の雰囲気を楽しむことができ、参加者からは高い評価を受けています。
岸和田だんじり祭2024年10月の場所や時間など基本情報
岸和田だんじり祭2024年10月の開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年10月12日(土)・10月13日(日)
【時間】
宵宮 2024年10月12日(土) 6:00~22:00
本宮 2024年10月13日(日) 7:00~22:00
【場所】
東岸和田地区
南掃守地区
八木地区
山直地区
山直南地区
山滝地区
岸和田だんじり祭2024年10月の各地区のスケジュールやパレードコースについて
岸和田だんじり祭2024年10月開催の6地区のパレードコースと日程・時間は以下となります。
■東岸和田地区
東岸和田駅前パレード
2024年10月13日(日)13:00~
コース詳細はこちらから
■南掃守地区
下松駅前パレード(下松交番所前出発)
2024年10月12日(土)13:00~
コース詳細はこちらから
■八木地区
久米田駅前パレード
2024年10月12日(土)13:00~
コース詳細はこちらから
■山直地区
2024年10月12日(土)13:30~
2024年10月13日(日)13:30~
コース詳細はこちらから
■山直南地区
2024年10月12日(土)13:30~
2024年10月13日(日)13:30~
コース詳細はこちらから
■山滝地区
2024年10月12日(土)12:00~
コース詳細はこちらから
岸和田だんじり祭2024年10月の屋台など露店の出店ある?
10月に開催される岸和田のだんじり祭りについての屋台や露店の情報は、公式ホームページでは具体的な場所の詳細が記載されていませんでした。
岸和田だんじり祭りは10月に6つの地区で行われ、過去のデータによれば屋台や露店が設置されることが一般的です。
従って、2024年の開催でも屋台や露店の出店が期待されます。
岸和田だんじり祭の歴史と見どころ
岸和田だんじり祭が毎年9月と10月に開催されることをご存知でしたか?
一般的によく見られるのは9月の岸和田地区と春木地区でのお祭りですが、10月には東岸和田地区や南掃守地区を含む6地区でも祭りが行われます。
岸和田だんじり祭の特徴は、地元の町内で幼い子どもから高齢者までそれぞれがお祭りで特定の役割を持って参加していることです。
これにより、地域全体で一体となって祭りを盛り上げています。
この祭りの起源は約300年前、江戸時代中期にさかのぼり、五穀豊穣を願って始められたと言われています。
祭りのハイライトは「やりまわし」です。だんじりが交差点をダイナミックに直角に曲がる様子は非常に迫力があります。
大屋根の上でパフォーマンスを披露する大工方の技は、それぞれ異なり見応えがあります。
夜になると、提灯が灯され、昼間とは一変した幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
岸和田だんじり祭2024まとめ
大阪岸和田市で、重量4トンのだんじりが街を勇壮に駆け巡る「岸和田だんじり祭」が14日に開幕しました。
この祭りは、五穀豊穣を願う江戸時代から続く伝統的なお祭りで、今回も市内の各地区から34台のだんじりが集まりました。
各だんじりは高さ約4メートル、重さは4トン程度で、ねじり鉢巻をした若者たちが、はっぴを着て太鼓や笛の音色を背に「そーりゃ」と力強く声をかけながら練り歩きます。
祭りのクライマックスは、交差点での迫力ある「やりまわし」です。
屋根の上に立つ「大工方」がうちわの合図で動きをコントロールし、だんじりが急激に曲がる様子には、観客からの歓声が飛び交います。