伝統芸能とよさこいの組み合わせが特徴の、全国でも希少な大規模なお祭りです。
寛永12年(1635年)、二代目藩主の藤堂高次が八幡宮の祭典を公式に制定したことが、津まつりの起源です。
長い間伝えられてきた「唐人踊り」「しゃご馬」「八幡獅子舞」「入江和歌囃子」といった伝統芸能の数々や、「高虎太鼓」、そして和船山車の「安濃津丸」などが見どころです。
さらに、平成10年(1998年)から加わった「安濃津よさこい」も市民に親しまれ、多くの来場者でにぎわうお祭りとなっています。
津まつり2024いつ?時間や場所など基本情報
「津まつり2024」は、10月11日(金)の前夜祭を皮切りに、12日(土)と13日(日)の本祭で盛大に開催されます。
10箇所以上にわたる会場で、様々な団体が創意工夫を凝らした楽しいイベントを用意しています。
1 お城西公園会場・津リージョンプラザ会場(11・12・13日)
安濃津よさこいのメインステージとして機能し、お城西公園のフードコートでは、全国から選りすぐりのグルメが集結します。
2 お城公園会場(13日)
フリーマーケットと迫力満点の手筒花火が楽しめる。
3 三重弁護士会館前会場(13日)
文化活動の展示や多彩な団体によるブースが出展されます。
4 裁判所前会場(12・13日)
津まつりのメインとなるパレードの中心会場。
5 津中央郵便局前会場(12・13日)
大パレードのクライマックスを飾るフィナーレの舞台。一日船長トークショー(稲村亜美さんが登場)も。
6 フェニックス会場(西)~JC会場~(12・13日)
子供から大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん。
7 フェニックス会場(12・13日)
よさこいから団体演舞、郷土芸能、津音頭に至るまで、津まつりの多様な楽しみ方を提供。
8 フェニックス会場(東)~YEG祭会場~(13日)
メインステージでのキッズダンスや、明るい安村さんのお笑いライブなど、家族全員が楽しめる内容。
9 観音公園会場(12・13日)
キッチンカーや音楽ステージ、休憩に便利な丸太ベンチや授乳スペースを設けています。
10 津新町通り会場(13日)
よさこい演舞パレードの特設ステージ。
11 津駅前会場(13日)
安濃津よさこいの演舞が披露される。
12 神楽洞夢前会場(13日)
和太鼓の迫力ある演奏が行われます。
各会場の具体的なスケジュールは、公式サイトで確認できます。また、会場案内とスケジュールが記載されたガイドブックも販売されています。
是非スケジュールを確認し、様々な会場を訪れてみてください。
津まつり2024屋台など露店の出店ある?
過去の祭りでは、屋台の定番である焼きそばやお好み焼き、焼き鳥、りんご飴、たこ焼きなどから、地元の商店による郷土料理の提供、さらには個性豊かなキッチンカーまでが出店していました。
2024年の観音公園会場には、食事を楽しめるフードコーナーが設けられ、様々なキッチンカーも参加する予定です。
また、会場全体ではさまざまな屋台が設けられることになっており、どんな種類の屋台が登場するのかが期待されます。
津まつり2024安濃津一日船長芸能人ゲストだれ?
「津まつり」で毎年、著名人が特大の和船山車「安濃津丸」の一日船長を務め、大規模なパレードに参加するのが恒例です。
過去には、唐沢寿明や磯野貴理子のように広く知られた有名人がゲストとして登場し、多くの注目を集めていました。
2024年は、タレントの稲村亜美さんが「安濃津丸」の一日船長として名を連ね、祭りに花を添えることになります。
津まつり2024アクセス
【メイン会場】
城西公園
〒510-0075 三重県四日市市安島2丁目9
【電車】
近鉄津新町駅、津新町駅バス乗り場1から「三重会館前バス停」まで約10分
【車】
津ICより約15分
津まつり2024駐車場
以下の駐車場が用意されています。
【津市産業・スポーツセンター】
〒514-0056 三重県津市北河路町19番地1
■シャトルバス
駐車場からは、有料のシャトルバスが運行しています。
料金は大人230円、小人120円です。
運行時間は9:00~21:30(13日のみ22:00)
津まつり2024交通規制
「津まつり」は、三重県下最大のお祭りなので、大変混雑が予想され、10月12日(土)と13日(日)には、交通規制も行われます。
津まつり2024歴史や安濃津よさこい・市民総踊り・大パレードなど見どころ
津市で開催される「津まつり」は、約380年の伝統を持つ盛大なお祭りです。
この祭りは、時代を超えて発展を遂げており、地元津市の伝統芸能「唐人踊り」や「しゃご馬」の演舞が特徴です。
また、1998年からは「安濃津よさこい」も祭りの一部として加わり、三重県最大のイベントとして賑わいます。
津まつりは1632年、津藩の二代目藩主である藤堂高次が津八幡宮を現在の場所に移築し、新しい社殿を建立し、祖先の霊を祀ることから始まりました。
1635年には、毎年の祭礼を実施するために藩の資金を提供し、その利息を祭りの運営費用に充てました。
「唐人踊り」は、この祭りの中でも一際目立つイベントで、華やかな異国風の衣装を身に纏い、ユニークな面をつけて独特のダンスを披露します。
この踊りは、朝鮮通信使を模したものとされ、1991年には三重県の無形民俗文化財に指定されました。
津まつりでは、市民が参加する「安濃津よさこい」や市民総踊りも行われ、参加者が地元文化を盛り上げます。
この「安濃津よさこい」は、北海道のYOSAKOIソーラン祭りや高知のよさこい祭りを参考にしています。
市民総踊りでは、「津音頭」「高虎音頭」、最近では「津のまち音頭」が踊られ、観客も一緒に参加することができます。
また、「津まつり大パレード」では、日本最大級の和船山車「安濃津丸」や、市内の中学生によるブラスバンドの演奏、幼稚園や保育園の子供たちによるみこしや踊りが披露され、多くの団体がこの祭りに参加します。
「津まつり2024」は、楽しいだけでなく、伝統芸能の臨場感と歴史を感じることができるイベントです。
観光客も地元民も一緒になって楽しめるお祭りをお楽しみに。
津まつり2024まとめ
市内一帯がお祭りムードに包まれる。
3日間にわたる歴史深い祝典。
390年間続く津まつりは、古来から伝承される芸能と現代のよさこい踊りが融合した、全国でも珍しいお祭りです。
特に大門・丸之内地区を舞台に、市内12箇所の会場でダンスやパレード、様々な体験ブースやフードトラックの飲食ゾーンが展開されます。
祭りのクライマックスとなる13日には、和船山車「安濃津丸」の一日船長として、タレント稲村亜美さんを招いてのトークショーも行われる予定です。
この華やかな祭りがさらに盛り上がりを見せます。