牟山神社は1266年に藤原源太正成によって創設され、長年にわたり朝倉地域の住民に深く敬愛されています。
この神社で行われる梯子獅子の祭りは、かつて朝倉地域を悩ませた獅子(実際は猪)を梯子を使って退治した伝説から始まりました。
翌年に記録的な豊作を祝うとともに、獅子の魂を慰めるための行事として定着しました。
祭りでは、9メートルほどの高さの丸太の柱で構成されるやぐらを山に見立て、獅子頭(カブ)と胴体(ウス)から成る二人一組で組まれた獅子たちが、太鼓や笛の音に合わせて芸術的な舞を披露し、奉納します。
朝倉の梯子獅子2024時間や場所など基本情報
朝倉の梯子獅子2024開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年10月5日(土)、10月6日(日)
【時間】
10月5日 19:00~
10月6日 11:00~、13:00~、19:00~
【場所】
開催場所:牟山神社
〒478-0017 愛知県知多市新知字東屋敷2
【スケジュール】
10月5日(土)
獅子舞演舞 19:00~21:00
10月6日(日)
獅子舞奉納 11:00~11:20
子供獅子奉納(舞台にて)14:00~15:00
獅子舞演舞 13:00~16:00、19:00~21:30
朝倉の梯子獅子2024梯子獅子マルシェや屋台など出店について
さまざまなスイーツが一堂に会するイベントで、ジェラート、チーズケーキ、コーヒー、ワッフル、かき氷、クレープ、あんぱんアイス、トゥンカロン、みたらし団子など、洋菓子から和菓子まで多彩な味が楽しめます。
また、たこ焼きや焼きそば、ホットドッグのような定番の屋台食品に加えて、沖縄そばや五平餅、豚コロッケ、バンミ、揚げパン、チュロス、チキンロールなど、多国籍の美食が揃う予定です。
フルーツ系のおすすめには、りんご飴ジェラートや生搾りオレンジジュースがあり、爽やかな味わいが魅力です。
お酒の販売も予定されているため、大人の来場者もグルメと共にお酒を楽しむことができます。
朝倉の梯子獅子2024アクセス
【場所】
開催場所:牟山神社
〒478-0017 愛知県知多市新知字東屋敷2
【電車】
・名鉄常滑線「朝倉駅」で下車し、徒歩で約3分
【車】
・西知多産業道路「朝倉IC」より、車で約5分
朝倉の梯子獅子2024駐車場
専用駐車場は用意されていません。
出来るだけ、公共交通機関の利用をオススメします。
朝倉の梯子獅子2024歴史や見どころに楽しみ方
朝倉の梯子獅子が、10月5日(土曜日)と10月6日(日曜日)に行われます!
牟山神社で行われる梯子獅子の起源ははっきりしていませんが、慶長年間に朝倉村に猪が出没し、農作物に被害を与えたことがきっかけで、猪を梯子を使って退治し、次の年に豊作を迎えたことが始まりだとされています。
この成功を祝い、また猪の魂を慰めるために梯子を使った舞いが披露されたのが伝統の始まりです。
約9メートルの丸太で作られたやぐらを山と見立て、獅子頭(カブ)と胴体(ウス)を着た二人組の獅子が、囃子に合わせて曲芸のような舞を奉納します。
彼らは黒地に白と朱の龍紋が染め抜かれた半纏を着て、あられ模様の股引と腕貫を装着します。非常に珍しい装束で、目を引くこと間違いなしです。
祭りは太鼓の囃子から始まり、やぐらの下での獅子舞、そして梯子の下段、中段、上段、そしてやぐらの上でそれぞれ異なる曲芸が披露されます。
このイベントを記念して、梯子獅子をテーマにした「フォトコンテスト」も開催される予定です。
写真愛好家はウェブサイトで詳細を確認の上、ぜひ応募してみてください。
この特別な機会をお見逃しなく。
朝倉の梯子獅子2024まとめ
牟山神社では、秋季の重要な行事として「梯子獅子」が開催され、これは毎年10月の第1日曜日とその前日に行われます。
この神事では、約9メートルの高さを誇る櫓の頂上で、雄獅子の面を身に着けた二人組の獅子が、伝統的な囃子に合わせて独特の舞を展開します。
このパフォーマンスは運勢の舞、櫓上の舞、感謝の舞の三つの部分から成り立ち、獅子たちの技巧を約30分間堪能することができます。
また、この行事は愛知県において無形民俗文化財に認定されており、地域の文化的遺産としても価値が高いものです。