神楽坂で行われる神楽坂まつりでは、ほおずき市と阿波踊りが各々2日間ずつ楽しめます。
この祭りは、江戸時代からの風情を色濃く残す神楽坂で開催され、初めの2日間は善國寺の境内とその周辺でほおずき市が行われます。
ここでは、ほおずき鉢を販売する屋台や、子供向けの縁日コーナー、さらには地元の飲食店や専門店約50店舗による様々な屋台が設けられます。
さらに、健康と涼を願うほうろく灸の行事や、神楽坂の隠れた魅力を紹介するガイドツアー、そしてゆかたの着付けサービスも同時に提供されます。
祭りの後半では、大人と子供の阿波踊り大会が開催され、神楽坂下から坂上にかけて、そして赤城神社前から神楽坂上に至る6丁目の会場でダイナミックな踊りが展開されます。
神楽坂祭り(ほおずき市・阿波踊り大会)2024いつ?どこ?時間や場所など基本情報
神楽坂は東京の一角で、隠れた魅力を持つエリアです。
路地を抜けると、石畳の道が広がり、歴史ある料亭や静かなお座敷が点在しています。
この地区で4年振りに開かれる『神楽坂まつり』では、「ほおずき市」が2日間、そして「阿波踊り」も2日間行われ、合計4日間のイベントが予定されています。
以下がその詳細です。
【開催日程】
2024年7月26日(水)~29日(土)
※小雨決行
【時間】
●ほおずき市 7月24日(水)、25日(木) 17:00~21:00
●阿波踊り大会 7月26日(金)、27日(土) 19:00~21:00
●子供阿波踊り大会 27日(土) 18:00~19:00
【会場】
東京都新宿区神楽坂1丁目~6丁目(神楽坂通り沿道)
神楽坂祭り(ほおずき市・阿波踊り大会)2024屋台など露店の出店ある?
ほおずき市(7月24日、25日)での見どころは、様々な屋台の登場です。
●門前屋台コーナー
約35店舗の神楽坂周辺の飲食店や専門店が集まり、出張販売を行うことで、神楽坂ならではのグルメを味わう素晴らしいチャンスとなります。この屋台コーナーは、地元の味を楽しむ絶好の場所です。
●子供縁日(17:00~20:00 ※売り切れ次第終了)
寺院の境内で、中学生以下の子供たちが参加できる「子供縁日」が開催されます。ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなど、伝統的な縁日の遊びを体験できます。
加えて、ボーイスカウト&ガールスカウトコーナーでも楽しい屋台が設けられる予定です。こちらも見逃せません。
神楽坂祭り(ほおずき市・阿波踊り大会)2024アクセス
【会場】
東京都新宿区神楽坂1丁目~6丁目(神楽坂通り沿道)
【電車】
●JR総武線・中央線 「飯田橋」駅 西口
●東京メトロ
南北線・有楽町線 「飯田橋」駅 B3出口
●都営地下鉄
大江戸線 「牛込神楽坂」駅 A2出口
大江戸線 「飯田橋」駅 B3出口
神楽坂祭り(ほおずき市・阿波踊り大会)2024駐車場
専用駐車場は用意されていません。
公共交通機関の利用をオススメします。
神楽坂祭り(ほおずき市・阿波踊り大会)2024交通規制
7月24日(水)、25日(木) 16:30~21:30
7月26日(金) 18:30~21:30
7月27日(土) 17:30~21:30
神楽坂通りが車輌通行止めとなります。
神楽坂祭り(ほおずき市・阿波踊り大会)2024見どころと楽しみ方
善國寺は、1595年に創建された、開運・厄除けで知られる毘沙門天を奉る歴史深い寺院で、神楽坂を象徴する場所の一つです。
ほおずき市では、この古寺でほおずきが特別な意味を持ち、縁日には厄除けのために販売されます。
ほおずきは、昔からその薬効が認められ、枝付きや竹ひご付き、または実だけを袋に詰めた形で売られています。
神楽坂まつり期間中には、鉢植えのほおずきも1鉢2,000円で提供されます。
善國寺では、「ほうろく灸」という伝統的な法要にも参加可能です。
この法要では、「ほうろく」と呼ばれる素焼きのお皿を頭上に乗せ、その上でもぐさを焚いて暑気払いと健康を祈願します。
参加者の中から抽選で各回10名にほおずきの鉢がプレゼントされることもあります。
●開催日 7月25日(木)
●時間 15:00、17:00(2回予定、参加者多数の場合は3回目追加)
●初穂料 3,000円
その他、19:00からは流し踊り、20:50から輪踊りが両日行われます。
阿波踊りは、神楽坂通り会場と6丁目会場の2箇所で、同時に複数の連が演舞します。
また、地元の子どもたち約1,000人が「子供阿波踊り大会」に参加し、6丁目会場で踊ります。
さらに、「まち歩きガイドツアー」を地元のボランティア・コンシェルジュが案内し、浴衣の着付けも体験できるイベントがあります。
浴衣で参加すると記念写真が無料になります。まち歩きのみ、または着付けのみの参加も可能です。
どちらのイベントも先着100名限定です。
神楽坂祭り2024まとめ
毎年7月の終わりに東京23区の中心地、神楽坂で開かれる「神楽坂まつり」は、地域に根ざした伝統的な夏の祭典です。
この祭りは神楽坂通り商店街及びその周辺で開催され、飯田橋駅からのアクセスも非常に便利です。
「神楽坂まつり」は4日間に渡って行われ、それぞれ2日間ずつのセグメントに分かれています。
祭りの初めの2日間は「ほおずき市」として知られ、ほおずき鉢の販売が特色です。残りの2日間では、阿波踊りの競演が神楽坂通りで展開されます。