新潟県上越地区で開催される、地域最大級の花火大会が上越まつりのハイライトです。
上越まつりの後半部では、イベントの中心地が高田地区から直江津地区に移行し、「直江津祇園祭」としても知られます。
この時、城下町高田から神輿が関川を下り、直江津へと進むタイミングで、荒川橋近辺で花火大会が開始されます。
この花火大会では約5000発の花火が打ち上げられ、尺玉やスターマインが川面に映し出され、見事な光景を作り出し会場を盛り上げます。
さらに、河畔では万灯の光に照らされた町内の屋台と祇園神輿が幻想的な雰囲気を生み出します。
神輿が荒川橋に到着する瞬間、花火大会はクライマックスを迎えます。
幅100メートルに及ぶナイアガラ型花火や、空中ワイドスターマインと100万ドル大スターマインが夜空を華麗に彩り、フィナーレを飾ります。
上越まつり大花火大会2024いつ?時間や場所など基本情報
2024年7月23日(火)から29日(月)の7日間にわたり、新潟県上越市で「第49回 上越まつり」が開催されます。
この期間中、特に期待されているのが上越まつりの花火大会で、発表された時から多くの人が心待ちにしています。
2024年の花火大会では、約5000発の花火が打ち上げられる予定です。
「上越まつり大花火大会2024」は7月26日(金)に開催され、この日は御神輿が高田から直江津へ向かいます。
この際、高田祇園祭での巡行を終えた御神輿が舟に乗せられ、荒川(関川)を渡る「神輿の川下り」という伝統的な祇園祭の行事が行われ、その中で迎え花火が打ち上げられます。
この記事では、上越まつり大花火大会2024の日程や開催場所について詳しくご紹介しています。
【開催日】
2024年7月26日(金)
※小雨の場合は決行、異常気象の場合は27日(土)または30日(火)に開催されます。
【打ち上げ時間】
20:00~20:50
【打ち上げ場所】
新潟県上越市関川河口河川敷
上越まつり大花火大会2024屋台など露店の出店ある?
お祭り会場に行くと、屋台(露店)がたくさん並んでいるのを見ると、本当にワクワクしますよね!
私は、他のお客さんがどんな商品に興味を持っているのか観察するのが好きなんです。
特に、キャラクターの袋に入った綿飴やお面、キラキラと光るおもちゃを扱う露店は、子供はもちろん大人もお祭り気分を盛り上げてくれますね!
2024年の上越まつり大花火大会で、どのような露店が出るのかは特に注目のポイントです。
今のところ、露店は三・八通りで12:00から22:00まで開設されることが予定されています。
※上越まつりにおける「屋台」という言葉は、通常の露店ではなく山車(だし)を指すため、会場マップを見る際にはこの点に注意が必要です。
「山車って何?」と思う方もいるかもしれませんが、直江津祇園祭に参加する19町内の山車がどんなものかは、こちらから詳しく紹介されています。
また、御神輿を担ぐ担ぎ手の姿も見る価値があります!
当日は豪華で迫力のある山車を間近でぜひご覧ください。また、直江津祇園祭の見どころをガイドした資料はこちらからダウンロード可能です。
これを持っておけば、現地での山車の位置を確認しながら楽しむことができて便利ですよ。
上越まつり大花火大会2024アクセス
【場所】
上越市関川河口河川敷
【電車】
えちごトキめき鉄道「直江津」駅から徒歩10分
【車】
北陸自動車道「上越IC」から国道18号経由 約5km
上越まつり大花火大会2024駐車場
以下の駐車場があります。
【上越市立水族博物館うみがたり(無料)】
〒942-0081 新潟県上越市五智2丁目15-15
【 直江津駅南口駐車場(有料)】
〒942-0071 新潟県上越市東雲町2丁目3-53
上越まつり大花火大会2024交通規制
越まつり大花火大会2024では、交通規制があるので注意してください。
花火大会の際には渋滞が避けられないものですが、公共交通を利用して会場へ向かうのがおすすめです。
上越まつり大花火大会は、約10万人の観客が訪れる大規模なイベントで、混雑を避けるためには早めに会場に到着して、町を散策したり、涼しい場所で休憩するのも一つの手です。
提供されている地図を使えば、会場周辺の公共施設やコンビニエンスストアの位置も確認できます。
さらに、14時からは直江津駅前商店街から直江津中央商店街にかけて歩行者天国になります。このエリアでは、お祭りのムードを盛り上げる小中学生のマーチングパレードやコンサートが楽しめます。
上越まつり大花火大会の歴史と見どころ
上越地域で開催される最大の夏祭りでは、一つの御神輿が高田地区の高田祇園祭と直江津地区の直江津祇園祭を結び、両地区を巡行します。
この祭りは7月23日から26日まで高田地区で、その後26日から29日まで直江津地区で開催されます。
もともと「上越まつり」は直江津地区で行われていましたが、高田に城が築かれたことで、祭りが高田城下で開催されるようになりました。
祭りは7月23日に直江津の八坂神社から神輿に神体が移され、高田北本町の陀羅尼八幡宮へ運ばれることで開始されます。
高田地区では大民踊流しや神輿の川下りなどが行われ、直江津地区では大花火大会や御饌米(おせんまい)の奉納が見どころです。
城下町高田を渡御した神輿が川を下り、港町直江津での祇園祭が開始されます。
そして夜には関川河口で花火大会が催され、全国でも開催される夏の風物詩の一つとなっています。
上越まつり大花火大会では、「迎え花火」として約5000発の花火が打ち上げられ、特に注目は関川河口両岸から上がる空中ワイドスターマインです。
フィナーレでは空中ワイドスターマインと100万ドル大スターマインが夜空を華麗に彩り、見物客で賑わいます。
上越まつり大花火大会2024まとめ
新潟県上越市の直江津地区で7月26日に、毎年恒例の大規模な花火大会が開催されます。
この日、約5000発の花火が夜空を美しく彩り、近隣の通りには多くの露店が立ち並びます。
通常は閑静なこの港町も、花火大会の日には大いに活気づきます。
この花火大会は「直江津祇園祭」の一部として行われ、八坂神社を出発し高田地区を巡行した後のみこしを、花火の光とともに盛大に迎え入れます。