この地域は、鉄拐山と鉢伏山を含む斜面及び海辺の松林で構成された美しい風景を提供しており、歴史的には源平合戦の舞台としても知られています。
1935年（昭和10年）に公園が開設されて以来、黒松や染井吉野の植え込みが行われ、その始まりとなりました。
現代では、この地は「神戸の花の見どころ」としても認められるようになり、春には約3200本の桜がこの公園を美しく飾ります。
中でも「スマウラフゲンゾウ」と呼ばれるサトザクラの特異な品種が存在します。
須磨浦公園の桜2024開花状況や見ごろの時期いつ？
須磨浦公園にある桜の花が最も美しく咲く期間は通常、3月の終わり頃から4月の初めにかけてとされています。
この公園の桜の見頃については、年ごとの気候や天候の変動に伴って変わる場合があります。
天気予報のウェブサイトによると、2024年における須磨浦公園の桜の開花時期は3月31日に始まり、4月6日には半開き、4月9日に満開を迎え、4月14日には散り始めると予測されています。
●五分咲き
4月4日
●満開
4月7日
●桜吹雪
4月12日
須磨浦公園の敦盛桜2024いつから？時間や場所など基本情報
須磨浦地域に広がる桜の名所は、平敦盛にゆかりのある地として知られ、山陽電鉄から「敦盛桜」という名前が付けられました。
【開催期間】
2024年3月29日（金）～4月7日（日）
【場所】
須磨浦公園
この名を冠した桜は、須磨浦山上遊園、公園、須磨寺、そして須磨離宮公園など、地域内の複数のスポットに咲いています。
春の訪れを告げる3月半ばから4月初旬にかけて、「敦盛桜」を祝う特別なイベントが開かれ、日中には「陽桜」、夜には灯りがともる「夜桜」を楽しむことができるようになっています。
このイベントは誰でも無料で参加でき、さらにはロープウェイの運行時間が延長されるため、夜遅くまで夜桜を鑑賞する機会も提供されています。
敦盛桜2024イベント内容
以下のようなイベントが開催されます。
【敦盛茶屋】
●期間
2024年3月29日（金）～4月7日（日）
●時間
13時～21時 商品無くなり次第終了
●場所
桜の広場（須磨浦公園駅の改札出てすぐ）、展望台
【敦盛桜オリジナルスイーツ】
●販売期間
2024年3月23日（土）～売り切れ次第終了
●販売場所
須磨浦ロープウェイ山麓「須磨浦ショップ」（須磨浦公園駅改札横）
●商品
さくらマーブルケーキ・さくらロールケーキ・さくらパイコロネ・さくらクッキー・ブールドネージュ
他にも、「敦盛桜×山陽沿線 まちグルメコラボブック」が、西代・板宿・東須磨・山陽須磨・須磨浦公園・山陽垂水・山陽明石・東二見・高砂・大塩・飾磨・山陽姫路・山陽網干の各駅で3 月 29 日(金)～4 月 7 日(日)に配布されます。
須磨浦公園の敦盛桜2024ライトアップあるの？
夜桜ありますよ。
ライトアップされた夜桜は幻想的で、関西最大級です。
さらに、西エリアを中心に桜のライトアップとイルミネーション・プロジェクションマッピングも開催されます。
【ライトアップ期間】
2024年3月29日（金）～4月7日（日）
【ライトアップ時間】
18時～21時
【場所】
須磨浦公園西エリア
春の息吹を感じさせる光のフェスティバルが、古の松の森があった場所、敦盛坂の右手に広がるエリアで繰り広げられます。
「春風の煌めき」と称されるこのイベントでは、桜と周囲の植物が光で装飾され、魅力的な光の広場が創出されています。
加えて、色とりどりの七色が織り成す「空にかかる虹・桜の光景」も、さらに見応えが増してアップデートされました。
敦盛坂の桜が、話題の観光スポット、撮影にぴったりの場所として注目を集めているようです。
須磨浦公園の敦盛桜2024屋台など露店の出店ある？
キッチンカーは毎日異なるメニューで楽しむことができ、近隣の方々は何回訪れても新しい発見があるでしょう。
さらに、キッチンカーは桜が咲く広場だけでなく、見晴らしの良い展望台にも出店することが計画されています。
また、須磨浦公園駅の改札口のそばに位置する「須磨浦ショップ」では、特製の桜をテーマにしたオリジナルスイーツの販売も予定されています。
須磨浦公園へのアクセス
【場所】
須磨浦公園
〒654-0076 兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町４丁目４-３
【電車】
山陽電車須磨浦公園駅からすぐ
【車】
第二神明道路須磨ICから県道65号を経由し、国道2号を垂水方面へ車で3km
阪神高速神戸線若宮出口から約5分
須磨浦公園の駐車場
収容台数200台の駐車場があります。
【須磨浦公園駐車場】
〒654-0076 兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町５丁目４
須磨浦公園の桜2024見どころや魅力
須磨浦公園は、日本の古典文学「源氏物語」の一部である「須磨の巻」に登場する場所であり、歴史的に源平合戦の舞台としても知られています。
この公園は、美しい淡路島の景色、鉄拐山や鉢伏山を含む斜面、そして海沿いの松林によって形成された観光地です。
公園は昭和天皇の即位記念として、昭和初期に鉄拐山や鉢伏山の周辺林地（約80ヘクタール）と、国道に隣接する松林（約8ヘクタール）を取得し、整備されました。
開園は1935年で、当初からクロマツやソメイヨシノの植樹が行われ、今では「神戸の花の名所」として知られ、春には約3200本の桜が園内を華やかに彩ります。
特に「須磨浦普賢象」という黄色い花を咲かせるサトザクラの種類も観賞できるのが特徴です。
ソメイヨシノやヤエザクラ、ヤマザクラ、サトザクラ、しだれ桜など多種多様な桜が見られることで、神戸で最も桜の木が多いスポットとして名高いです。
海に近い松林や鉢伏山周辺には桜が植えられており、広大な園内を散歩しながら桜の美しい景色を楽しむことができます。
毎年3月末から4月初旬にかけては、公園内の様々な場所で桜が見頃を迎えます。
クロマツと桜の見事な景色、そして須磨の海と桜の美しいコントラストが訪れる人々を魅了します。
桜のシーズンには、訪問者が平らな場所を見つけてシートを敷き、場所取りをする姿も見られます。
鉢伏山の頂上からは、神戸空港や明石海峡大橋の壮大な景色を一望できます。
また、山上へ続くロープウェイからは、瀬戸内海の青い海と桜が織りなす光景を楽しむことが可能です。
須磨浦山上遊園やその隣接する海岸には、海釣り公園をはじめとする様々な観光施設があり、家族連れにも人気です。
この地域はまた、六甲山地を縦断するハイキングコースの一部でもあります。
「須磨浦山上遊園」へは、公園からロープウェイでアクセスでき、源平合戦の歴史を反映した「うみひこ」「やまひこ」と名付けられたゴンドラが運行しています。
須磨浦公園の桜2024まとめ
海と桜のコラボレーションは見ごたえ十分です。
歴史的にもゆかりある須磨浦です。
桜と歴史を楽しみに遊びに行きましょう。
