富士五山地域に位置する最も広大な寺の敷地内には、国から特別に指定された貴重な文化遺産である五重の塔が存在します。
この場所では、約5000本の桜の木が春になると一斉に開花し、特にシダレザクラの美しさは際立っています。
三門のあるエリアや明鏡池の周囲から見る景色は、その美しさで訪れる人々を魅了します。
広い敷地は静かで、桜の下を歩きながらのんびりとした時間を過ごすことができます。
桜の花びらが風に乗って舞う様子は、夢幻的な雰囲気を演出し、まるでピンクの雪が舞うかのような美しい光景を作り出しています。
それは、まるで夢の中の世界に足を踏み入れたような感覚を覚えさせます。
大石寺の桜2024開花状況や見頃と満開の時期いつ?
大石寺における桜の花が最も美しい時期は、通常3月の終わりから4月の始まりにかけてです。
もちろん、その地域特有の気候や天候に左右されて、桜の花の見ごろが変動することがあります。
2024年の3月25日時点で、大石寺では桜がまだ蕾の状態で、開花予想日は3月31日、見頃は4月6日に迎え、4月13日には散り始めると見込まれています。
今年の大石寺での桜は、散り始めを含めて、4月の初め頃まで鑑賞可能であると考えられます。
●開花予想日
3月31日
●五分咲き
4月5日
●満開
4月8日
●桜吹雪
4月14日
大石寺の桜の参拝料はいくら?
驚くことに無料です。
あの素晴らしい桜の光景を無料で眺めることが出来るのは驚きです。
大石寺の桜の場所とアクセス
【場所】
大石寺
静岡県富士宮市上条2057
【電車】
JR身延線富士宮駅から富士急静岡バス上条行きで35分、大石寺入口下車後徒歩10分
【車】
東名高速道路富士ICから西富士道路・国道139号を経由し、国道469号を大石寺方面へ車で約30分(17km)です。
新東名高速道路新富士ICから西富士道路・国道139号を経由し、国道469号を大石寺方面へ車で約25分(15km)
大石寺の桜と駐車場
ちょっと注意が必要です。大石寺には駐車場があります。
ただし、西側「大石寺新町駐車場」や東側「塔之原駐車場」「東山駐車場」は信徒専用駐車場になります。桜の見学の人は使ってはダメです。
一般の人が使える駐車場を紹介します。
【常灯ヶ峰駐車場】
〒418-0116 静岡県富士宮市上条234
料金:無料
【山門西駐車場】
【大石寺墓地駐車場】
〒418-0116 静岡県富士宮市上条2057
【宝物殿駐車場】
〒418-0116 静岡県富士宮市上条1954
大石寺の桜2024見どころと魅力
日蓮宗の中心とされる大規模な寺院が富士山周辺に位置しており、その敷地は非常に広大です。
敷地内には、国から認定された価値ある「五重塔」や地域から指定された文化財「御影堂」「三門」など、歴史的な建物が数多く存在します。
加えて、大きな僧侶の住居、参拝者用の宿泊施設、そして壮大な日本式庭園があります。
特に、敷地内では約5000本のソメイヨシノと150本の涙がこぼれるようなしだれ桜が満開になり、これらの美しさで知られる一角となっています。
三門や明鏡池の周辺からの眺望は、静謐な雰囲気の中で桜の美しさをじっくりと堪能するのに最適です。
富士山を背後に、これらの桜が見せる壮観は訪れる人々を魅了します。
晴れた日には、桜と富士山の組み合わせが青い空に映え、その景色に圧倒されることでしょう。
また、明鏡池では、条件が整うと、水面に映る逆さ富士を見ることができることもあります。
寺院の参道沿いには、古くからの桜の木が数多くあり、4月初旬から中旬にかけては桜で溢れ、多くの人で賑わいます。
五重塔を背景にした桜は、風情を感じさせる景色を作り出します。
また、総門南側の広い空間も桜で満たされ、見事な春景色を楽しむことができます。
駐車場は無料で利用でき、花見をする人たちのためのスペースも多くありますが、飲食の販売は行われていません。
さらに、宴会を開くための場所も設けられていません。
ここでは特別なイベントやライトアップは行われないものの、広い敷地を利用してゆっくりと桜を楽しむことができます。
ただし、法要などのため、4月6日と7日は一般の入場が制限され、また毎週末も同様に入場できない日があります。
大石寺の桜2024まとめ
大石寺の桜と富士山とのコラボは圧巻の一言。
満開の時は、この世のものとは思えない美しさです。
期待以上の世界が広がっていますよ。