若松地区は古くからの港町として知られており、その歴史を祝う「若松みなと祭り」が今年も開催される予定です。
この祭りでは、一般に公開される艦船の見学やカヌー体験、海上クルージングなど、港をテーマにしたイベントが多数行われます。
また、北九州市内の企業や団体が主催する子供向けの職業体験ブースや、音楽やダンスパフォーマンスも楽しむことができます。
さらに、かつて石炭輸送の中心港として栄えた歴史を反映した伝統芸能「五平太ばやし」の披露や、各種スポーツ競技イベントも開催される予定です。
若松みなと祭り2024時間と場所など基本情報
若松みなと祭り2024開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年10月27日(日)
小雨決行・荒天中止
荒天が予想される場合、開催の有無は26日(土)15:00
【時間】
10:00~17:00
【場所】
久岐の浜広場、南海岸通り
【イベント】
◆ おしごとパーク(久岐の浜広場 ~ 南海岸通り)
◆ステージイベント(メインステージ)
◆海上自衛隊掃海艇一般公開(南海岸・岸壁)
◆わいわい子ども縁日(若松商店街)
若松みなと祭り歴史と見どころ
「若松みなと祭り」は、夏のシーズンハイライトとして「くきのうみ花火の祭典」や「火祭り行事」「五平太ばやし」が同時に行われてきましたが、2023年からはこれらのイベントが夏に継続されつつ、正式に秋にも祭りが開催されることになりました。
以下、主なイベントの内容を紹介します。
【 おしごとパーク 】
地元の30社が参加し、実際に「仕事を体験し、給料をもらい、その給料で買い物をする」というプロセスを体験できる魅力的な企画です。
体験の流れは次の通りです。
① 初めに給料券を受け取る
② 様々な職種で仕事を体験し、1から3個のスタンプを給料として得る
→ 体験する職種や具体的な内容、スタンプの数はパンフレットで確認できます。
③ 貯めたスタンプを使って駄菓子屋での買い物を楽しむ
【 未来船HANARIAクルーズ 】
約30分の海上クルーズを1,000円で楽しめます。運行時間は11:00、12:00、13:00、15:00、16:00の5回で、乗船券は各回の30分前から受付で配布されます。
【 海上ごんぞうレース 】
海上に設置された板の上を速く、落ちずに渡る競技で、14:00に開始します。
若松みなと祭り2024屋台など露店の出店ある?
「若松みなと祭り2024」で楽しめるグルメの魅力をお届けします!
【 祭りふるまいカレー 】
小倉駐屯地の陸上自衛隊員が直々に作るフィールドカレーが提供されます。朝11時から始まり、なくなり次第終了となるため、早めにお越しください!
【 河童弁当 】
若松商業高校のビジネス部が手掛ける「河童弁当」を販売します。この弁当は2008年に東筑軒と共同で開発された駅弁で、地元福岡の素材を活かしています。
弁当の中身は、福岡県産米で作る「カッパ巻き」、東筑軒の折尾で人気の「かしわ飯」、サバの味噌煮や唐揚げなど、バラエティに富んだ内容です。
【 Wakamatsu Harvest Festival 】
同時に開催される「Wakamatsu Harvest Festival」では、季節ごとの若松特産をフィーチャーした収穫祭が行われます。地元の飲食店が自慢の料理を提供し、訪れる人々をおもてなしします。
若松みなと祭り2024アクセス
【場所】
久岐の浜広場、南海岸通り
〒808-0054 福岡県北九州市若松区久岐の浜1-7
【電車】
筑豊本線「若松」駅からすぐ
【車】
九州自動車道「八幡」ICから約40分
若松みなと祭り2024駐車場
専用駐車場は用意されていません。
なるべく、公共交通機関の利用をオススメします。
若松みなと祭り2024まとめ
この祭りは、「五平太ばやし」「火まつり行事」「カッターレース大会」など、多彩なイベントが予定されています。
「五平太ばやし」では、船を模した山車が商店街を駆け巡り、樽太鼓のリズムに合わせて陽気に進行します。
かつて石炭を「五平太」と称していたことから名付けられました。
この名前の由来となった五平太船(川ひらた)の縁を叩くリズムに、火野葦平が詩を加えたのが始まりです。
この伝統は昭和29年に日専連全国大会で本格的にデビューしました。
また、「火まつり行事」は、高塔山の河童伝説に基づいており、特に2000人近くが松明を持って山を登る様子は、非常に幻想的な光景となります。