長瀞町の「長瀞船玉まつり」は、秩父地域の夏の象徴として、毎年約7万人が集まる人気の祭りです。
この祭りは、川下りの船頭たちが水神様を祀り、水上の安全を祈願したことに始まります。
祭りのプログラムは、17時10分から万灯船が提灯を灯して川を進み、18時20分からは荒川に灯篭が流される光景が展開され、夜の川面を美しく彩ります。
19時15分からは、約3000発の花火が渓谷の空に打ち上げられ、仕掛け花火やナイアガラが登場します。
荒天時には花火が8月31日（土）に延期されることもあります。
渓谷での開催のため、花火の破裂音が反響し、その迫力を身体全体で感じることができます。
提灯をつけた船と花火の光が組み合わさることで、幻想的で美しい光景が広がります。
さらに、特別なメッセージを込めて打ち上げられる花火は、温かな雰囲気を醸し出します。
長瀞船玉まつり花火2024いつ？時間や場所など基本情報
長瀞船玉まつり花火2024開催概要は以下となります。
【開催日】
2024年8月15日(木)
※小雨決行
荒天時の場合は、花火大会のみ8月31日(土)に延期予定
【打ち上げ時間】
19時15分～
【打ち上げ数】
3000発
【会場】
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞 長瀞岩畳周辺
【スケジュール】
・17：00～ 開始
・17：10～ 「万灯船」の運航 第1部
・17：40～ 「万灯船」の運航 第2部
・18：00～ 祭典「水上安全修祓祭」
・18：20～ 「灯篭流し」
・18：50～ 主催者・来賓による挨拶
・19：15～ 花火大会 第1 部
・19：45～ 「万灯船上」にて「秩父屋台囃」の演奏
・20：00～ 花火大会 第2部
・～20：45 終了
長瀞船玉まつり花火2024穴場の見える場所オススメ無料スポット
長瀞船玉まつり花火を無料で楽しめる穴場スポットを紹介します。
【長瀞玉淀自然公園】
〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
この公園はイベント会場から非常に近く、混雑も少ないため、花火を見るのに最適な場所です。
ただし、公園の中には視界が悪く花火が見えにくい場所も存在します。
そのため、このスポットを選ぶ際は、事前に良い視点を確認するために下見をすることを推奨します。
【荒川周辺】
荒川エリアは隠れたおすすめスポットです。
荒川の河川敷で花火が打ち上げられるため、選ばれた場所では花火を近くで楽しむことができます。
さらに、川の周辺は遮るものがないため、花火をはっきりと見ることが可能で、これもまた推薦できるスポットです。
ただし、荒川周辺には立入禁止のエリアもあるため、訪問する際には公式サイトを事前にチェックしておくことが重要です。
【月の石もみじ公園】
〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞９４７
この公園は上長瀞駅の近くに位置しており、アクセスが非常に便利です。
花火大会の会場も近いため、公園内の芝生エリアでシートを広げ、快適に花火を楽しむことが可能です。
長瀞船玉まつり花火2024屋台など露店の出店ある？
長瀞船玉まつりでは毎年のように、屋台や露店が多数出店します。
これらの屋台では、お好み焼き、たこ焼き、イカ焼き、じゃがバター、カステラなどの人気商品を扱う店舗が目立ちます。
会場は多くの来場者で活気に満ち、その楽しさが感じられます。
特に、川魚の塩焼きは屋台の人気メニューでおすすめです。
長瀞町を流れる清らかな川で捕れた魚を使用していて、味は格別です。
さらに、天然の氷を使用したかき氷も提供されています。
長瀞町の自然がもたらす豊かな恵みをぜひお楽しみください。
長瀞船玉まつり花火2024アクセス
【場所】
長瀞岩畳周辺
〒369-1312 埼玉県秩父郡長瀞町井戸
【電車】
秩父鉄道「長瀞駅」 徒歩約5分
【車】
関越自動車「道の花園IC」 約25分
長瀞船玉まつり花火2024駐車場
２か所ほど臨時駐車場が用意されています。
【長瀞町立長瀞第一小学校】
〒369-1304 埼玉県秩父郡長瀞町本野上６００-１
【旧長瀞町立長瀞第二小学校】
〒369-1302 埼玉県秩父郡長瀞町野上下郷３６９ 1302
長瀞船玉まつり花火2024見どころと楽しみ方
長瀞船玉まつりは秩父地方の主要なイベントで、毎年約7万人の観光客でにぎわいます。
このお祭りは荒川沿いの長瀞石畳で開催され、川辺の幻想的な景色が魅力的です。
花火だけでなく、多くの灯りを持った船が川を行き来し、灯篭が川に流される様子も見られます。
これらの光景は、息をのむほど美しく、夏の暑さを忘れさせるほどの涼しさを感じさせてくれる夜になります。
長瀞船玉まつりのハイライトには万灯船や灯篭流しがありますが、特に花火が圧巻です。
花火はイベントの終盤に2部構成で打ち上げられ、3,000発もの花火が夜空を彩ります。
スターマインや音楽を伴う花火など、多彩なプログラムが観客を魅了します。
さらに、打ち上げ場所が渓谷であるため、花火の轟音が谷間で響き渡り、迫力ある体験を提供します。
長瀞船玉まつりの読み方
念のために確認しておきましょう。
長瀞船玉まつりの読み方は、
ながとろふなだままつり
と読みます。
長瀞船玉まつり花火2024まとめ
長瀞の夏を彩るのは、川面を照らす万灯船と花火の組み合わせです。
「長瀞船玉まつり」は、大正時代に川下りを行う船頭たちが川の神を祀るために始めたと言われています。
この祭りは、ぼんぼりで飾られた万灯船に秩父屋台囃子が披露されることが起源です。
さらに、灯篭流しは渓谷を幻想的に変化させます。
特に見応えがあるのは、岩畳の対岸から打ち上げられる約3000発の花火です。
狭い渓谷に響く打ち上げ音の迫力と感動は、長瀞ならではの特色を表しています。
音楽と花火が調和する美しさや、スターマインが連続して打ち上げられる際の渓谷特有の音響効果も、この祭りの大きな魅力です。
