須賀神社で例大祭「祇園祭」が行われます。
この祭りは天慶3年(940年)に、藤原秀郷が京都の八坂神社から分祠勧請したことに由来します。
祇園祭の規模と活気は古くから有名で、江戸時代に編纂された「下野国誌」では「当国第一の祗園会」と評されています。
祭りでは大神輿や女神輿の渡御が見られるほか、市内中心部が歩行者天国となり、お囃子やよさこいダンスなど多様なイベントが繰り広げられます。
小山祇園祭2024いつ?時間や場所など基本情報
小山祇園祭(おやまぎおんまつり)は、栃木県小山市で開催される夏を告げる風物詩です。
この祭りは毎年7月、須賀神社で開催される例大祭として知られており、「令和神輿」という新しい神輿の初めての渡御が行われることが注目されています。
【開催日】
2024年7月20日(土)
【場所】
須賀神社、JR小山駅西口近辺、県道粟宮喜沢線(一部)
栃木県小山市宮本町1丁目2-4(須賀神社)
【料金】
無料
小山祇園祭2024屋台など露店の出店ある?
小山祇園祭の日には、小山駅西口ロブレ632の北側、阿夫利通りで同時に開催される「軽トラ市&フリマルシェ」も見逃せません。
この市場では、キッチンカーによる食品販売の他、新鮮な野菜、パン、雑貨など様々な商品が並びます。
小山祇園祭へお越しの際は、この軽トラ市&フリマルシェでのショッピングもお楽しみに加えてみてはいかがでしょうか。
どのような店舗が参加するのか具体的な情報はありませんが、当日の発見が楽しみの一つです。
小山祇園祭の歴史と大神輿渡御ルートなど見どころ
須賀神社で行われる祇園祭は、江戸時代に編纂された地誌『下野国誌』にも「当国第一」と評された由緒正しい祭りです。
この神社の起源は古く、平安時代の940年に藤原秀郷が京都の八坂神社(旧名・祇園社)から分霊を勧請し創設されたとされています。
この神社は1000年を超える長い歴史を有しています。
小山祇園祭では、伝統的に2トンの重さの大神輿が郷土の安寧と健康を願って担がれ、140年以上の歴史を誇ります。
2023年に新たに製作された「令和神輿」は、従来の大神輿の半分、約1トンの重さで話題を集めています。
この新しい神輿は、1658年に造られた朱神輿を模範に、華やかな漆塗りと金箔で飾られたデザインが特徴です。
屋根の頂部には鳳凰が飾られ、非常に豪華です。
令和神輿の巡行ルートについては、指定のマップ画像でご確認いただけます。
また、神輿を担ぐ際の掛け声「アンゴステンノウ」についてですが、これは須賀神社の古称「ナムゴズテンノウ(南無牛頭天皇)」が時間を経て変化したものです。
この掛け声は、須賀神社独自の伝統とされています。
祭りの日には、このユニークな掛け声を耳にすることも、祭りの楽しみの一つです。
小山祇園祭2024アクセス
【場所】
須賀神社
栃木県小山市宮本町1丁目2-4
JR小山駅西口から徒歩10分
小山祇園祭2024駐車場
専用駐車場は用意されていません。
出来るだけ、公共交通機関の利用をオススメします。
小山祇園祭2024花火ある?
お神輿のあとに大輪花火の打ち上げが予定されています。
小山祇園祭2024交通規制
小山祇園祭2024では、交通規制があるので注意してください。
小山祇園祭2024まとめ
小山祇園祭りは、伝統ある小山市の夏祭りで、「下野国誌」には「当国第一の祇園会」と評されています。
この祭りは毎年7月の第3日曜日に開催されます。
祭りでのお神輿を担ぐ際に掛ける「アンゴステンノウ」という独特な掛け声が記憶に新しいでしょう。
この掛け声は、須賀神社の神様「ナムゴズテンノウ(南無牛頭天王)」の名を略して変化したものとされています。
祭りでは迫力ある大神輿や女神輿の渡御が見どころの一つですが、市内中心部は歩行者天国となり、お囃子やよさこいパレードなども楽しめます。
また、お神輿の行列の後には花火大会も予定されており、一日中楽しむことができます。