赤城山は上毛三山の一つで、ツツジの観賞地として有名です。
毎年5月中旬には、約50万株に及ぶ14種類のツツジが最も美しい時期を迎えます。
群馬県の象徴であるオレンジ色のレンゲツツジを始め、ヤマツツジ、アカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオ、トウゴクミツバツツジなどが続々と開花します。
これらのツツジたちが織り成す色とりどりの花のリレーは見事です。
また、大沼湖畔では鮮やかな新緑と湖面の青、空の青が織りなすコントラストが美しく、写真映えする風景を提供しています。
赤城山つつじ2024開花状況や見頃の時期いつ?
赤城山でのツツジの開花と見頃は、通常5月下旬から6月下旬にかけての山頂付近で最高潮に達します。
赤城山には様々なツツジが自生しており、場所や気候によって見頃が異なる場合があります。
特に白樺牧場の霧に包まれたレンゲツツジ、鍋割高原や荒山高原のヤマツツジ、荒山高原の芝の公園にあるミツバツツジなどが見どころです。
鍋割高原の登山道では、サラサドウダンの花も楽しめるかもしれません。
2023年は、暖かい気候の影響で開花が例年より早く、5月初旬から6月初旬に観測されました。
2024年については、SNS上の情報によると、ツツジがすでに散り始めているとのことです。
また、2024年5月上旬の時点で中腹のヤマツツジは5分咲きと報告されています。
赤城山つつじ祭り・新緑&つつじWEEK2024いつ?イベントや屋台など
毎年5月下旬から6月にかけて、新緑とレンゲツツジのコントラストが美しい「赤城山 新緑&つつじWEEK」が開催されます。
2024年の具体的な開催日はまだ公式には発表されていませんが、過去のデータを基に考えると、5月下旬から6月下旬に行われることが予想されます。
このイベントは、赤城山の自然を背景にして多くの人々に楽しまれており、最新情報は赤城山つつじ祭り実行委員会や地元観光協会のウェブサイト、または公式SNSで確認することが推奨されます。
以下のイベントも併せて開催されます:
■赤城大沼・覚満淵ノルディックウォーク
開催日:2024年6月2日(日)
集合場所:トレッカーズカフェ前、9:30集合
時間:9:30~15:00
参加費:2,000円(ガイド、記念品、保険含む、レンタルポール500円、事前予約要)
■赤城白樺牧場秘密の絶景ツアー
開催期間:2024年6月1日(土)から6月15日(土)
参加費:中学生以上4500円(土日5500円)、小学生1500円、未就学児保険料300円(小学生の昼食は含まず)
時間:10:00~14:00頃、受付は9:30から
これらのイベントは赤城山の自然を深く体験できる絶好の機会で、地元ガイドと共に特別な場所を散策できます。
赤城山つつじライブカメラある?
あります。以下に紹介するので、お出かけ前に確認することをオススメします。
赤城山つつじ2024登山やハイキングの見どころ
群馬県前橋市に位置する赤城山は、豊富なツツジの種類で有名で、春の終わりから梅雨入りの時期にかけて、約14種類のツツジが約50万株咲き誇ります。
山の斜面がレンゲツツジの鮮やかなオレンジ色で覆われる様子は、訪れる人々に強い印象を与えます。
赤城山のツツジは区別がしやすく、濃ピンク色がアカヤシオ、紫色がトウゴクミツバツツジ、白色がシロヤシオ、朱色がヤマツツジ、オレンジがレンゲツツジと特定できます。
大沼湖畔では、新緑の明るさと湖の青さが織りなすコントラストが、特にフォトジェニックです。
スマートフォンに広角やマクロレンズを装着すると、一層魅力的な写真が撮影でき、花の迫力や風景の広がりをより美しく捉えることが可能です。
白樺牧場では、10万株のレンゲツツジが群生し、ハイキングコースも整備されています。
かつては牛の放牧も行われていましたが、現在は行われていないようです。
赤城山では車やバスで直接頂上近くに行くこともできますが、ハイキングを楽しむこともお勧めです。
赤城山総合観光案内所や県立赤城公園ビジターセンターで観光情報を得ることができ、散策の起点として便利です。
覚満淵へは散策を始める良いスタート地点ですし、大沼湖畔では夏にボート遊び、冬にはわかさぎ釣りを楽しむことができます。
見晴山展望台からは、ツツジの鮮やかな赤と緑のコントラストが堪能でき、朝霧が発生する白樺牧場では、幻想的な景色を楽しむことができます。
赤城山つつじへのアクセス
【場所】
赤城山
〒371-0101 群馬県前橋市富士見町赤城山1
【電車】
JR前橋駅より「赤城ビジターセンター」行きバス乗車し、約80分
【車】
関越自動車道前橋ICから約70分
関越自動車道赤城ICから約60分
赤城山つつじの駐車場
700台収容可能な無料駐車場があります。
【参道松並木・つつじ群 無料駐車場】
〒371-0247 群馬県前橋市三夜沢町
赤城山つつじの種類
群馬県前橋市に位置する赤城山は、上毛三山の一つとしても知られ、特にツツジの観光地として名高いです。
春の終わりから梅雨の季節にかけて、約50万株の14種類のツツジが山を彩ります。
特にレンゲツツジは、1~2メートルの木に5~6センチメートルの花が密集して咲き、斜面を鮮やかな赤色に染め上げる光景は見応えがあります。
赤城山で見られるツツジの種類を識別するのは意外とシンプルです。
濃いピンク色の花がアカヤシオ、紫がかった赤色はトウゴクミツバツツジ、白色の花はシロヤシオ、赤から朱色はヤマツツジ、オレンジ色の花がレンゲツツジと識別できます。
赤城山つつじ2024まとめ
赤城山では、桜の季節が終わりを迎えると、続いてツツジが山を彩り始めます。
山麓の市街地や公園では4月からツツジの花が開花し、春の温もりが山を徐々に登り始めます。
5月中旬から7月にかけては、白、ピンク、オレンジ色のツツジが山全体をカラフルに染め上げる光景が広がります。
特に6月には、白樺牧場でツツジが最盛期を迎える時期に合わせて、赤城山新緑&ツツジWEEKが開催され、さまざまな自然体験イベントが行われます。
赤城山では、シロヤシオやレンゲツツジ、サラサドウダンなど、約10種類のツツジが観察できます。登山やハイキング、ドライブを通じて、これらのツツジの違いを楽しみながら学ぶことができます。
赤城山のツツジを見て「綺麗だね」「凄いね」と感動することは素晴らしい体験ですが、今シーズンはそれぞれの特徴を理解してから訪れると、より深い感動を得られるでしょう。