春日大社の大とんど【2024】いつ?何を焚き上げるか持ち込みできるか時間やアクセスに駐車場など詳細はコチラ

奈良県の春日大社では、春日の大祭では、飛火野で火を灯し、正月の注連縄や古いお札、お守りなどを燃やして、無病息災や五穀豊穣を祈願します。

また、春日の大祭の御神火は、若草山焼き2024の火の元になります。

春日大社の大とんど2024いつ?時間や場所に日程など基本情報

今年も春日大とんどが開催されます。

日程などの基本情報は以下となります。

【開催日】
2024年1月27日(土)

【時間】
13:00~18:00

※受付時間 9:30~16:30

【場所】
春日大社 飛火野

奈良県奈良市春日野町160

春日大社の大とんど2024お守りやしめ縄にお札など持ち込み出来るの?

はい、当日に持ち込んでも大丈夫ですよ。

春日大社の大とんど祭りでは、毎年13時に神主による祝詞奏上と巫女の舞奉納が行われ、厳かな光景が楽しめます。

御神火は若草山焼きの火種として使用され、金剛峯寺の修験者を含む40名ほどの時代行列が、厳かな雰囲気の中で若草山麓まで運びます。

若草山焼きは、18:15に打ち上げ花火が行われ、その後に点火されます。

この儀式は、先人を鎮め、慰霊し、防災と世界の平和を祈願するために行われています。

また、イベントでは会場に古いお札やお守りを持ち込むこともでき、ボランティアによるダイオキシンなどの発生を防ぐための環境に配慮したビニール袋の分別作業も行われています。

春日大社の大とんど2024アクセス

【場所】
春日大社 飛火野
奈良県奈良市春日野町160

【電車】
JR奈良駅、近鉄奈良駅から奈良交通バス「春日大社本殿」行き

【バス】
奈良交通バス、市内循環外回り「春日大社表参道」徒歩約10分

春日大社の大とんど2024駐車場

春日大社には、100台収容の駐車場があります。

〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1272

ただ、イベント時には直ぐに満車になります。

以下に春日大社近くの有料駐車場を紹介します。

【タイムズ春日大社南】
〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1409

春日大社のご利益や見どころ

春日大社は、奈良市内でも最も著名な神社で、その創建は1300年以上前の768年に遡ります。

奈良時代には、国家的な重要性を持つ祭祀の中心として位置づけられ、その重要性は今日まで守り続けられています。

春日大社の主要な年中行事の一つに、「春日大社大とんど」があります。

これはお正月の行事で、しめ縄や門松、古いお札、お守り、破魔矢など神聖なアイテムを焚き上げ、新年を祝いながら年神様が天に帰る様子を見守り、五穀豊穣と健康を祈る儀式です。

春日大社大とんどでは、飛火野に15メートル×5メートルの巨大な火炉を設置し、お正月の縁起物を焚き上げます。

この火炉は非常に大きく、燃焼時間は約40分で、東京ドームの約7倍の広さを持つ点火エリアを持っています。

その壮大なスケールと迫力ある火の見せ物は、多くの人々に楽しまれています。

春日大社の大どんとでは何を焚きあげるか?

春日大社では、訪れた人々が持ち込んだお守りやお札、正月のしめ飾りなどを焚き上げる儀式が行われます。

これは、お守りやお札に宿る神仏の魂への感謝の表現であり、同時に新しい年に無病息災や豊かな収穫を祈願する象徴的な行為です。

大どんととは?

神職が伝統的な方法で生み出した聖なる火を用いて、昨年の神聖なお守りや新年の終わりの飾り物を焼く儀式です。

この清められた火で焼かれたお餅を食べると、健康と幸福が訪れると言われています。

春日大社の大どんとについて

春日大社にて年間行事として設けられている春日の祭典は、毎年1月の第4土曜日に実施されます。

この伝統的な儀式では、特別に設けられた火床にて、年始の飾りや使用済みの神符、護符などを燃やし、健康と繁栄を祈念します。

参加者は自らの飾りをこの儀式に持ち寄ることも可能です。

この祭典で用いられる聖火は、その日の夕刻に始まる別の儀式、若草山の火まつりの点火材としても利用されます。

若草山の火まつりは、先祖の魂の平安や世界の平和を願い、防災の意識を高める目的で行われています。

春日の祭典では、環境への配慮から有害なダイオキシンの発生を避けるために、材料の事前分別が徹底されています。

火床の設置地、飛火野は昔から春日野とも呼ばれ、古くから祭祀の場として用いられ、貴族たちが遊戯や花見を楽しんだ地としても知られています。

また、この祭典は左義長とも称され、その起源は平安時代の宮中行事にまで遡ります。

宮中では小正月に、繁栄を願って青竹を束ねた上に、様々な飾りを添え、陰陽師が謡いながら火を点けて吉凶を占う儀式が行われていたとされています。

この伝統的な儀式では、特に毬杖を三本束ねることから、三毬杖とも呼ばれていました。

春日大社は何の神様?歴史など

春日大社は、社伝によれば約1,300年前に、常陸国の鹿島神宮から武甕槌命を御蓋山の山頂で祀るために勧請されたと伝えられています。

その後、768年に左大臣藤原永手が称徳天皇の命令に従い、現在の場所に社殿を建て、下総国の香取神宮や河内国の枚岡神社と共に経津主命や河内国の枚岡神社の天児屋根命と比売神を祀るようになりました。

平安時代には藤原氏の隆盛とともに官祭が行われました。

春日大社の例祭である春日祭は、賀茂社の葵祭や石清水八幡宮の石清水祭とともに、三大勅祭に数えられていました。

1135年には若宮神社が建立され、翌年には春日若宮おん祭が始まりました。春日大社は興福寺と深い関係があり、一時期興福寺が実権を握っていました。

また、1998年にはユネスコ世界文化遺産に登録され、古都奈良の文化財の一部として認められました。

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